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スタッフ・ブログ

【ビズワード】チャンプルー文化(ちゃんぽん文化)

投稿日時:2015年08月04日 12:28

ビズデザイン代表の木村乃です。

ちゃんぽん、チャンプルー。

多説あるようですが、語源は同じのようです。いずれも、ごちゃ混ぜの状態を表しています。

インドネシア語にも、ナシチャンプルという混ぜご飯があるようです。

僕は九州・福岡で生まれ育ったので、ラーメンと同じくらいにちゃんぽんを食べて大きくなりました。実は濃厚トンコツのラーメンも、中国の福建料理を起源とする長崎ちゃんぽんの影響を受けているとの説もあります。

福岡には博多どんたくという祭があります。「どんたく」は日曜日や休日を表すオランダ語のゾンターク(zondag)が語源とされています。因みに、土曜日の半休制度を「半ドン」というのも、ゾンタークが語源らしいです(多説ありますが)。

辛子明太子は福岡・博多の食卓に欠かせない食文化の要素のひとつですが、これはご近所である朝鮮半島のキムチの影響を受けているものと考えられます。

琉球・沖縄の文化は、東南アジア、中国、アメリカ、大和(日本)などの文化を吸収し、まぜまぜしながら独自の文化を築いてきた「チャンプルー文化」と言われます。しかし、前に挙げた通り、私の故郷である福岡・博多もまたいろいろな国の文化が混じった「ちゃんぽん文化」です。

さて、僕は常々、地域活性化とは地域の文化を再生・維持・創造することであると主張しているのですが、時々「それではうちのまちは活性化できない」といわれることがあります。昭和40年代にベッドタウンとして“突如”都市となった地域の方々の意見です。たしかに、その地域に古くから根付いた文化というのはなかなか見当たらないでしょう。しかし、こう考えてみてはどうでしょうか。

「あっちこっちのまちから、たくさんの人が集まってきた「ちゃんぽん文化」のまちである。」

以前に青森県三沢市で、「地域の宝を探そう」というワークショップをお手伝いしたことがあります。自衛隊基地のまちである三沢市には全国あちらこちらから転入してきた人でつくられたまちという特性があります。それゆえ、地域固有の文化というものがなかなかみあたらない、との地元の方の声が聞こえます。

ところが、実際にワークショップをやってみると面白いことがわかってきました。全国各地の面白い情報がたくさん出てきたのです。岩手出身の人と名古屋出身の人が、「その遊び、自分たちもやってた!」と意気投合する場面もありました。

このワークショップでは「三沢市の魅力を出し合おう」ということではなく、「自分が生まれ育ったまちの懐かしい思い出や自慢したいことを出し合おう」という趣旨で実施したことが功を奏したのだと思います。

三沢市には、三沢市としての固有の伝統文化はないのかもしれませんが、全国各地の人が持ち寄った情報をまぜこぜにしてつくる“ちゃんぽん文化”が育つ可能性はあるのです。このようなまちだけではなく、たとえばベッドタウンにはベッドタウンなりの文化があるはずです。「○○市の魅力」という切り口で無理やり話し合うのではなく、一人一人の思い出や価値観を大切にしながら話し合いを進めていけば、そういう可能性も見つかるのではないかと思います。

「チャンプルー文化(ちゃんぽん文化)」という言葉は、実は多くの都市でこれから重要なキーワードになってくるかもしれません。

三沢市でのワークショップの様子は下記URLにてご覧いただけます。地元CATVの放送です。ご参考までに。。。

https://www.youtube.com/watch?v=GXBAMFo1ZrE

 

7月17日(金)  ユリアゲナイト2@復興バー銀座店 開催!

投稿日時:2015年07月06日 18:27

ビズデザイン代表の木村です。

私が明治大学商学部で担当している授業の一環として、表題の通り「ユリアゲナイト2@復興バー銀座店 」を開催することとなりました。昨年度に続き2回目の出店です。

明治大学商学部と宮城県名取市の尚絅学院大学の学生、そして閖上(ゆりあげ)の小売店さんなどが現在営業している「閖上さいかい市場」さんのご協力を得て開催する復興支援イベントです。

以下は、学生スタッフからのメッセージです。お仕事のお帰りにでもぜひお立ち寄りください。

< ごめんなさい!私(木村)は大学の業務で鳥取出張のため参加できないんです。。。。。>

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7月17日(金) 17:00 - 22:00 「復興バー銀座店」 にて

東京都中央区銀座1-15-4 銀座一丁目ビル1階

Facebookイベントページはこちら

復興バー銀座店 Facebookページはこちら

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今年で2回目の出店となりました、「旅おこし」です!

7月17日(金)ユリアゲナイト2を復興バー銀座店にて1日限定で開催します!

名取市閖上の名産品を、銀座にお集まり頂いた皆さんに味わっていただく、その名も「ユリアゲナイト2」です!!
「旅おこし」とは、明治大学と尚絅学院大学の学生が中心となって組織された団体「名取・旅おこし講」による、ツアーを通じた町おこしのことです。
震災により被災された名取市閖上地区の共同体再生・維持を目的とし、地元の方々が心から親しまれている、文化・食・場所・遊びなどの「魅力」を通じた地域おこしを行っています。過去3年にわたり、仙台近郊や東京から参加者をお招きし、閖上地区の方々と共に「魅力」を味わっていただきました!
さらに、昨年度は「閖上風土記」の作成により、閖上の魅力を後世に伝え続ける取り組みにも力を入れています。

さあ、皆さん
東京で閖上の魅力を味わうとともに、
復興という観点だけでない、
地域おこしとしての「旅おこし」にも触れてみませんか??

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【ビズワード】Cool Japanと日本らしさ

投稿日時:2015年06月22日 14:15

ビズデザイン代表の木村乃です。

日本ならではの魅力を海外に発信する。これはとてもよいことだと思います。日本に関心をもってくれたり、好きになってくれる外国人が増えれば国益にも適うでしょう。しかし、だからといって訪日外国人の増加を優先するばかりに、日本らしさを変容させていくことには賛成できません。保守的であれと言っているわけではなく、外国人の趣味嗜好に合わせて何かを作ったり、変えたりしても、決してその目的は果たされないと思うからです。

Cool JapanやVisit Japanが政策として標ぼうされるようになって、しばしば話題になることのひとつに「温泉や銭湯におけるマナー」があります。着衣による入浴の禁止、タオル(手拭)を浴槽に入れることの禁止など、日本における常識としてのマナーも、日本での生活経験がない外国人には理解できないことがあるようです。不便さを感じさせることもあるでしょう。温泉に入りたいけど、人前で裸になるのは嫌だからあきらめよう、という外国人旅行客もいるでしょう。そこで、外国人に日本をもっと楽しんでもらおうという趣旨で、タオルや下着をつけたままで入浴を認めるべきではないかという意見が出てくるわけです。

しかし、こうした習慣には日本ならではの衛生観念やコミュニケーション観念、すなわちCoolなJapanがその背景にあるのだと思います。そこを曲げてしまうことは、Cool  Japan を自ら否定することになるのではないでしょうか。和食でも、伝統工芸でも、漫画でもアニメでも装い(ファッション)でも、これらが外国人にCool だと感じていただけるその背景には、他国の人には到底理解できないような頑固な慣習、掟、精神性が潜んでいるものです。だからこそ、Coolという表現で敬意を示してくれるのでしょう。

私たちが異文化世界を訪れたときのことを思えばよくわかるはずです。千年、百年という時間をかけて守ってきた文化に根差した風景、生活様式、芸能・芸術などに私たちは感動します。私たちが、私たちの価値観を持ち込んではいけないのではないかという畏怖のようなものを感じることも多いと思います。長い時間、頑なに守ってきた文化です。日本人向けにアレンジされた場所やお店にはややしらけてしまうといこともあるのではないでしょうか。

異文化を理解していただく丁寧な説明をすることなく、観光客を増やすという経済的目的を果たすためだけにCool  Japanを自ら否定するような対応は、結果的に私達の文化に対する敬意を損なうことになってしまうと思うのです。

このことは、地域社会の魅力にも通じることです。観光客を増やそうとするあまりに、観光客が喜びそうな場所やコト、モノをつくります。そのことが観光消費を増やすことにつながることもあるのかもしれません。しかし、度を超して、地域社会の慣習、掟を逸脱するようなことをすれば、地域の人々はきっと傷つきます。お金は増えたとしても、幸せにはなれません。

そういう思いを強くしている私にとって、「ONLY in JAPAN」という日本を紹介する動画サイトを運営しているジョン・ドーブさんの着眼点はとても素敵なものに映ります。外国人向けではない、ありのままの日本らしさを再発見してくれています。ジョン・ドーブさんは、こうしたものこそが、日本らしさであり、外国人にとって面白いものだと言います。ぜひ一度、閲覧してみてください。

https://www.youtube.com/user/ONLYinJAPANWAORYU

 

【ビズワード】地方版総合戦略

投稿日時:2015年05月18日 19:16

ビズデザイン代表・木村乃です。

いま、政府によって「地方創生」の取組が進められています。
日本が元気であるためには、地方が元気でなくてはならない。その考え方には賛成です。

さて、政府は地方創生法に基づいて、地方自治体に対し「地方版総合戦略」の策定を努力義務としました。
私は、このことに強い違和感を持っています。

平成23年5月に「地方自治法の一部を改正する法律」が公布され、旧法第2条第4項が廃止されたことに伴い、市町村には基本構想の策定義務がなくなりました。これは地方分権の一環です。基本構想(とそれを基幹とする総合計画)をつくるもつくらないも、議決事件にするもしないも、市町村自身が自分で決めましょうということになったわけです。まさしく、“自ら治める”地方自治、です。

法改正によって基本構想の策定義務を解除して4年もたたないうちに、旧地方自治法でいう「その地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るため」とおおむね同じ目的をもつ「地方版総合戦略」を策定させようとするのは、地方・地域が“自ら治める”地方自治をどのように認識しているのか、その見識を疑わざるを得なません。

また、基本構想の策定義務があった時代にあっても、条文には「その地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想」とあるだけで、そこに何を書きこむかについては国が干渉することはありませんでした。
ところが、地方版総合戦略については、同法及び「地方版総合戦略策定のための手引き(平成 27 年1月 内閣府地方創生推進室)」において、その策定手順から計画構成、柱とすべき目標、人口目標の年次、進行管理方法に至るまでこと細かく“指定”しています。

このことに私は2つの違和感を持っています。
第一に、自治体の計画の作り方に国が干渉することの違和感。
第二に自治体がすでに持っている総合計画等との関係で混乱を招きかねないということへの違和感。

地方自治法による策定義務がなくなったとはいえ、今もなおほとんどの自治体が総合計画をもち、それに基づく自治体経営をしています。そこには、それぞれの自治体なりの政策理念、施策体系が示されています。目標とする人口についても、何年次を目標年次とするかは市町村によってまちまちです。また、施策・事業の成果を測定する行政評価の仕組みをもって運営しているところもあります。このように、それぞれの市町村がそれぞれに創意工夫をしながら自治体経営をしているところに、地方版総合戦略というものが登場してきたわけです。

先述の通り、地方版総合戦略はその策定手順から計画構成、柱とすべき目標、人口目標の年次(2060年)、進行管理方法に至るまでこと細かく“指定”されています。これでは、すでにある総合計画と地方版総合戦略との間に“ずれ”や重複が生じたりするのは必定です。基本構想や基本計画を議決事件としている自治体では、基本構想(または基本計画)よりも遠い将来(2060年)の人口目標を公式に掲げることができるのかどうかといった手続問題も発生しています。私の耳には多くの自治体から「現場が混乱している」との声が聞こえています。

自主自立の地方自治体経営ができていないから、国の干渉を許してしまったのだという人もいます。
それも一理あると思います。しかし、今回の地方版総合戦略の進め方はあまりにも“自治”を軽んじているように思います。

さりとて、すでに賽は投げられました。
地方版総合戦略、それに基づく地方創生の取組は規定路線として進められるでしょう。
策定費用として、市町村に対して各1,000万円が配布される地方版総合戦略。
地方自治体を顧客とするコンサルタント業界はこのおかげで繁盛しているようです。
肝心の市町村行政はどう変わるのか。地方自治の何が変わるのか。地方創生に弾みがつくのか。
ひきつづき注視していきたいと思います。

 

【ビズワード】無投票当選

投稿日時:2015年04月07日 12:39

ビズデザイン代表の木村です。

2015年度が始まると同時に統一地方選挙も始まりました。
報道によると、3日に告示された41道府県議選では無投票当選の比率が過去最高の21.9%であったとのことです。香川県議選の高松市選挙区では15人の定数に対し同数の利候補者だったため全員が無投票当選。17政令市議選の無投票当選者数も17人いるそうです。

投票率の低さは、選挙のたびごとに大きな話題となりますが、無投票当選の実態についてはあまり大きな話題にはなっていないような気がします。

某県では、現職の県議が無投票当選となることを阻止しようと、当該選挙区内の現職市議が市議を辞して県議選出馬を表明したところ、現職県議が市議に鞍替えすることを表明して県議選に不出馬するということになりました。無投票当選はよくないと出馬した元市議が、結果的に無投票当選してしまうという事態になったわけです。無投票で市議と県議が入れ替わるという珍現象です。

どこにも不正はないし、政治家としての判断はそれぞれ尊重されるべきでしょう。法律が規定した条件を満たしているのですから、まぎれもなく「当選」です。でも、感覚的にはどうしてもモヤモヤが残ります。

信任を受ていけない「当選」だから無効だという人もいます。だから、立候補者が定数に満たない場合は信任投票すべきではないかとの意見もあります。しかし、それはできません。
ではどうすればよいのでしょうか。残念ながらわかりません。

ただ、民主主義が決して万能ではないということだけは改めてよくわかりました。民主主義には様々なロスや欠陥がある。よりよい世の中を構想するためには、まずそのことをよく理解することから始めなくてはならないなあと、このたび改めて思った次第です。

 

【ビズワード】 おてんま

投稿日時:2015年03月02日 09:32

代表・木村です。

「おてんま」という言葉をご存知でしょうか。日本国語大辞典(小学館)によると、

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おてんま【御伝馬】:宿駅で公用の役に出した馬。[方言]①各戸から一人ずつ出てする賦役(群馬県吾妻郡等) ②日雇いの米つき男。
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と説明されています。要するに、公共のためにみんなで協力して活動することを表す方言です。

群馬県上野村の白井集落の方々によると「“おてんま”こそが村の文化の原点」なのだそうです。

現代社会は、お互いに迷惑をかけず、一人ひとりが気ままに暮らせることを大切にしています。だから、電力やガソリンなどエネルギーの大量消費が避けられません。毎日、薪炭で火を焚いたり、井戸水を運んだりするのは一人ではなかなかできないからです。技術開発とは「一人でも生きていける社会」をつくることであるとも言えるでしょう。

一方で、「おてんま」を大切にしている地域はもっぱら田舎です。高齢者が大半を占める限界集落です。共同体を維持していくことがきわめて困難な状況にあります。公共のためにみんなで協力して活動してきた村が、一人ひとりが気ままに暮らせることを大切にしている都会よりも先に消えていく。これはたいへん皮肉な現象です。

そこで、村の住民以外の人々の力も活用して「おてんま」を活性化し、豊かな文化をもつ共同体を維持することではないでしょうか。情報通信、エネルギー、交通、バイオなどに関わる技術開発の目的を、「一人でも生きていける社会」づくりから、「共同体を維持していける社会」づくりへとシフトすることはできないものでしょうか。

地方創生が叫ばれていますが、率直に言ってあまりよい政策であるとは思えません。いかに人口を増やすか、雇用を増やすか、所得を増やすか、税収を増やすか。そんなことばかりが目標とされています。現在策定が進められている市町村の総合戦略も、歯の浮いたようなリアリティのない計画となっていくでしょう。 増やせ、増やせの政策には、どんな地域社会をつくっていくのかという本質的な議論が欠けています。

いまいちど、「おてんま」のような地域文化の原点を見つめ直し、地域共同体のあり方、地域で暮らす人々の幸福感ということを、じっくり考えてみる必要があると思います。

 

【ビズワード】 「お客様は神様です」の真の意味とは?

投稿日時:2015年02月03日 03:25

木村乃です。

前回の「ビズワード」では、弊社・友田が土下座事件を取り上げていました。

今回私は「お客様は神様です」というセリフを取り上げてみます。

中年以上の人には、歌手・三波春夫氏の決め台詞として馴染み深いものです。

三波春夫オフィシャルサイトにこのセリフの真意が書かれていました。

かいつまんで言いますと、単にお金を払う立場の人が「お客様」なのではなく、そのサービスを心から楽しみたいという気持ちをもってくださる方が「お客様」なのだそうです。
三波春夫氏は、「歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできないのです。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」とインタビューに答えているそうです。

以前私はこのブログに「誠意と感謝の交換」と題する記事を投稿しました。
http://bit.ly/1cIdPgi

以下に再掲します。心のありよう、心の持ちようとして、しっかりと考え、自覚しなくてはいけないなあとつくづく思います。

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先日、横浜・関内のらーめん屋でこの言葉(誠意と感謝の交換)を実感した。
この店には初めて入った。
店に入るなり、しーんとしている。
お品書きを見ると、「行儀の悪いお客様はお断り」とか、「単語でも注文はだめ」とか書いてある。ケータイなどもってのほか。いわゆるガンコ店主の店なのだ。ぼくはこういうガンコ店主の店が嫌いだった。「こっちは客なのに、なんで口うるさく言われなくちゃならないのか」。そのときも一瞬そう思った。店を出ようかと思った。でも次の瞬間思ったことがある。「あ、これが誠意と感謝の交換なんだ!」言霊が降りてきたという感じ。ホストとゲストという一方向的な関係性で考えているからだめなんだ。誠意を込めてらーめんを作ってくれている。それを感謝を込めて食べさせてもらう。「お客様が神様」なのではなく、対等な関係性で成立している「誠意と感謝の交換」。心がこもっているから緊張感も生まれる。よくみると、店主は調理中の真剣な表情とは裏腹に「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」のときはとてもにこやか。接客のおねえさんもとても愛想がいい。いい緊張感の中であればこその本当の笑顔。つくり笑顔はない。ちなみに、らーめんは文句なしのうまさ。はっきり言って食べたことがない味。値段も手頃。心から「ごちそうさまでした!」と店を後にした。

 

2月21日~22日は、宮城県名取市閖上へ!ツアー参加者近日募集開始!

投稿日時:2015年01月19日 22:32

木村乃です。

明治大学商学部で私が担当している「旅おこしによる地域活性化実践」という授業の受講生らによる「名取・旅おこし講」が、またまた宮城県名取市・閖上(ゆりあげ)を堪能するツアーを企画しました!

来月2月21日(土)~22日(日)の1泊2日です。

詳細は追ってお知らせします。とにかく!日程予定だけ空けておいてください。

もちろん私も参加します。この機会にぜひ!被災地復興の現場を肌で感じ取ってください!

以下、学生スタッフからのメッセージです。

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名取旅おこし講の学生スタッフの 西村です。
さて、私たちがプロデュース致しますツアーの第4弾が
開催決定いたしました!
日程は、2月21.22の土日です。

今回は、閖上の特産品を味わい、体験するツアーとなっております!

閖上のたこ焼きやお酒、閖上の朝市にて新鮮な魚介類などなどこのツアーでしか味わえないコンテンツを沢山ご用意して皆様をお待ちしております!

詳細は名取・旅おこし講Facebookページに随時更新していきますので、チェックしてください!

https://www.facebook.com/natoritabiokoshi

皆様にツアーでお会い出来ることを
楽しみにしております!!

(昨年11月のツアー集合写真)

 

シンポジウム「上野村から日本の未来を望む~私たちが70歳になったとき~」のご案内

投稿日時:2015年01月18日 13:00

ビズデザイン代表・木村乃です。

私が明治大学商学部で担当している授業「旅おこしによる地域活性化実践」で学生とともに実践している上野村での活動の成果報告を兼ねたシンポジウムを開催いたします。

題して「上野村から日本の未来を望む~私たちが70歳になったとき~」。

植物学者で登山家でもいらっしゃる大内尚樹さん、そしてNPO法人アースワークスソサエティ理事でいらっしゃる松本秀信さんをお招きして基調講演をしていただきます。

お二方とも上野村とはたいへん縁の深い方々です。

昨年から「消滅可能性自治体」が騒がれていますが、過疎化、高齢化、少子化が急速に進む上野村は50年後の日本の地域社会の縮図のような村だと思います。

しかしその一方で、50年後に向けて地域社会が目指すべき姿もそこにはみられます。

それは自然との共生です。そして省エネルギー社会を体現している“最先端”の地域でもあります。

このシンポジウムでは、未来の日本の縮図ともいえる上野村を考察することにより、今の20歳代が70歳代になる50年後の日本の未来における絶望と希望を冷静に分析し、展望を描いてみたいと思います。

ぜひともご参加ください。

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■ 開催日時  2015年1月31日(土)13:00開場 13:30開会 16:30閉会

■ 会  場  明治大学御茶ノ水キャンパス リバティタワー10階 1104教室

(事前申し込み不要。但し、定員50名)

■ 主  催  一般社団法人上野村産業情報センター

■ 企画運営  上野村旅おこし講

(明治大学商学部 特別テーマ実践科目「旅おこしによる地域活性化」受講生チーム)

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■ プログラム

○開会

○上野村1泊2日のバスツアー「人が好き。自然が好き。」実施報告・映像上映

○基調講演① 大内尚樹講師「(仮題)環境変動と2050年の日本社会」

○基調講演② 松本秀信講師「(仮題)上野村がもつ課題と可能性」

○パネルディスカッション

○会場との質疑応答

○閉会

 

【ビズワード】 至言

投稿日時:2014年12月16日 08:57

木村乃です。

物事の本質を見事に言い当ててた言葉を「至言」と言います。

財政学の大家であり、東京大学名誉教授でいらっしゃる神野直彦先生の言葉はまさに「至言」でした。

人間を「人口」と表現するようになってから、社会は人間を手段とみなすようになってしまった。政治は「正義」、社会「愛」、経済は「損得」である。しかし、人間を「人口」とみなす社会は、経済と同じく「損得」を本質としてしまった。いま一度、人間を目的とする社会を再構築しなくてはならない。

神野先生とは、私もファシリテーターとして参加した「21世紀かながわ円卓会議」(2014年9月20日開催)で初めてお会いしました。上記の「至言」は、この会議の総括の中で語られた言葉です。

私は常日頃、「人口減少、人口減少と、あたかもそれそのものが問題であるかのように語られるが、それは間違っている。人口減少を引き起こした原因が問題なのである。周りに人がいなくなって寂しいとか、不安だとか、ここで暮らしていても将来の展望が見えてこないとか、人々にそのような気持ちをもたせてしまっている原因に対してアプローチしなければ問題の解決には至らない。転入促進策、転出抑制策といった人口増加策を講じればそれでよいといものではない。」ということを主張している。そんな私にとって、神野先生の言葉はまさに“我が意を得たり”でした。

言葉に心を打たれるということは、そう何度もあることではありません。神野先生の短い言葉は、私にとってこれからの指針となる、まさに「至言」でした。

 

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