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スタッフ・ブログ

【駿河台通信】vol.6   UenoMURA旅OKOSHI

投稿日時:2011年11月01日 00:18

木村 乃です。

去る10月29日~30日の2日間、明治大学の学生21名が群馬県上野村を訪れた。
「舞台は上野村!わらしべ長者で秋のBBQ×大自然を満喫!」という自主企画ツアー。スタッフ9名が一所懸命にPRをし、12名のゲストを確保。ようやく実現にこぎつけた。


企画の発端は8月に実施した現地視察。上野村の活性化を果たすために何が必要か。学生たちは活動テーマを具体化するために視察を行った。そこでの経験が「わらしべ長者」というツアー企画を生み出した。
学生たちが道端で出会った村人に声をかけ、村の魅力を聞き取っていたところ、おばあちゃんが「きゅうりを食べていきなさい」と水で冷やしたきゅうりをわけてくれた。晩御飯はBBQをする、という彼らの予定を耳にした村人が野菜を提供してくれた。そんな「おすそわけ」の文化は学生にとってはとてつもなく新鮮だった。そして何よりも学生にとって嬉しかったのは、ただ会話をするだけで、とても嬉しそうにしてくれるお年寄りたちの笑顔だった。
「お年寄りたちとふれあうことは、学生である自分たちにとっても嬉しい。お年寄りも元気になってくれる。しかも野菜が手に入る!」 これを企画の骨格にした。
これを先週末に実施したのだ。
成功した、と言ってよいだろう。わずか2時間余りの村内散策で26人の村人とふれあい、抱えきれないほどの野菜を「物々交換」で手に入れることができた。
その中に90歳のおばあちゃんがいた。一人暮らしのおばあちゃんは、「こんな年寄りのところに、あなたちのような若い人が訪ねてきてくれたことが嬉しい」と言って涙を流したそうである(学生からの報告)。
このツアーで学生はまた新しいことを学んだに違いない。お年寄りに何かしてあげようなんて難しいことを考えなくてもいい。ただ、野菜をおねだりするだけで元気になってくれるんだ。何かしてあげるのではなく、何かしてもらう。差し上げるのではなく、頂く。だからこそ、元気になってくれる。これは逆転の発想である。
これこそが、「旅おこし」だ。
「旅」には、旅人だけでなく、旅人を受け入れる側の人々をも元気にする効果がある。学生企画のこのツアーが、それを見事に証明してみせた。そして、このことは「旅」を観光という名の産業に矮小化してきたことで見えなくしてしまった本来の価値を再生しうる可能性をも見せてくれた。
「UenoMURA旅OKOSHI」。これからどんな展開を見せてくれるんだろう。楽しみで仕方がない。

【UenoMURA旅OKOSHIのフェイスブックページ】
http://on.fb.me/rpdJKO

 

【ビズワード】採用選考に関する企業の倫理憲章

投稿日時:2011年10月31日 23:45

木村乃です。

大学の教員でもある僕にとって、最近のニュースの中で重要なもののひとつに企業の採用に関する倫理憲章がある。

社団法人日本経済団体連合会は、2013 年度入社以降の、大学卒業予定者・大学院修士課程修了予定者等の採用選考について、「広報活動については、卒業・修了学年前年の12月1日以降に開始する。それより前は、大学が行う学内セミナー等への参加も自粛する」との方針を本年3月に固めているが、文部科学省は10月7日付で「平成24年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業予定者の就職・採用活動について(通知)」を出し、「大学側と企業側が平成24年度の学生の就職・採用活動について合意したことを踏まえ、文部科学省としても、学生の就職・採用活動が公平・公正かつ秩序ある形で行われるよう、その趣旨を周知徹底するため、各大学等に対して、通知」した。就活の長期化が授業やゼミの運営に支障を来すとの問題に対応した動きである。
12月1日より前に、エントリーシート等で個人情報を取得することや、採用に直結するセミナー等のイベントを開催すること、または大学主催のセミナー等に参加することはルール違反になる。一定の議論のうえで成立したルールなのだから尊重はしたい。一種のコンプライアンス。これを守るのもCSRだ。

しかし、だからといって企業が何もしないというのでは単なる怠慢でしかない。
そもそも、大学教育において企業が果たしうる役割というのはかなり大きい。実社会において通用するビジネススキルやビジネスを通じてこそ深めることができる“哲学”なんかもあるだろう。考えてみれば、採用活動のときだけ大学に多くを期待するのはお門違い。時期を問わず、常日頃から大学教育との連携を果たしていれば、採用したい学生に出会う機会もたくさんある。大学側にも連携ニーズはある。企業には、自らが欲しい人材を、大学という場を借りて育てる、くらいの気概をもって大学との連携を積極的に実行してほしい。そうすることが企業の社会的責任でもあると思う。こうした地道な取組があれば、採用ルールがどうなろうと、欲しい人材を早期に見つけ、獲得することができる。

これは決して「裏ワザ」とか「法の網を抜ける」といった下品な行為ではない。より積極的なCSR活動だと言ってよい。弊社・友田が言うとおりCSRとは社会への対応力なのである。「大学教育との連携」というCSRができていれば、採用活動に新しいルールができようが何をしようが十分に対応できる。経営者団体も、「採用活動を控える」といった消極的なメッセージではなく、「大学教育と大いに連携する」といったアグレッシブなメッセージを出してはどうかと思う。

僕が担当する授業にも3年生や4年生がいる。そして、僕は経営コンサルタントでもある。大学との連携を促進することは僕のミッションでもある。ご関心があれば、ぜひご一報を。

【文部科学省の通知】
http://bit.ly/q6qSkr

 

“文化”を媒介とした、交流による地域活性化を!

投稿日時:2011年10月12日 10:05

木村乃です。

2009年4月、(財)日本生産性本部が設置している「観光地域経営フォーラム」のサイトにコラムを寄稿した。

■No.3  「“文化”を媒介とした、交流による地域活性化を!」

http://kanko-forum.net/main/2009/06/no3-af01.html

思えば、「地域文化」というものの大切さを強く意識しはじめたのはこの頃だった。

以下に、全文を転載します。ぜひご一読ください。

*****************************************************

筆者は昨年5月末までの5年間、民間人の任期付採用制度により神奈川県の三浦市役所に在籍した。市役所では、政策経営室長、政策経営部長、理事(政策経営担当)と役職名が変わったものの、ミッションは一貫してまちづくり政策全般と行政経営改革の立案及び実行指揮であった。その中で注力してきたことのひとつがシティセールスである。私たちがとったシティセールスの戦略は、「露出による刺激のフィードバック」とでもいうべきものだった。フィードバックしたかったのは「愛郷心」である。

■スクリーン、テレビを通して観るわがまちの姿を再発見

フィルムコミッション。劇場用映画やテレビドラマ、CM、プロモーションビデオ等の映像作品の制作にあたって必要な“ロケ撮影”をサポートする事業である。平成16年に市役所職員有志と三浦商工会議所青年部等に所属する若手事業者たちが連携して設立した任意団体「みうら映画舎」(平成19年に「NPO法人みうら映画舎」設立)と三浦市営業開発課が今も年間数百本の撮影に対応している。

今や三浦市は「ロケの聖地」、「ロケ銀座」とまで称されるようになった。そのような状況だから、しばしば「マスメディアに露出すれば大きな宣伝効果が期待できますね」、「経済効果はどれくらいですか」等とよく言われるが、私たちの本当の狙いはそこにはない。

「寅さん」や「釣りバカ」シリーズなどのごく一部の“ご当地映画”を除いて、撮影地を探している制作者は絵はがきに載っているような景勝地にはまず関心を示さない。寂れた民家の軒先だとか、猫が徘徊しているような路地だとか。何でもない静かな海辺、磯。そんな風景や無形の風情に背景としての価値を見いだす。地元住民がふだん何の関心も寄せないような日常の風景にこそ、映像的な価値があるというわけだ。

そして、スクリーンやテレビ画面を通じてその風景を目の当たりにしたとき、地元住民はその風景や風情に対する愛着と誇りを再発見するのである。「こうして観てみると、意外といいまちだったんだな」。そう感じてもらえればしめたもの。「こんなにいいまちなんだから大切にしていかなくちゃ」。そこまで来れば本望である。

このようなフィードバックを効果的にもたらすため、市民エキストラ登録も進めた。登録者数は500人以上にのぼり、5万人市民の1%以上がこの活動に参画していることに大きな意味がある。

■都心の消費者を鏡にして自らを再発見

東京都千代田区神田に「明治大学プロデュース 三浦市東京支店“なごみま鮮果”」という店舗がある。明治大学商学部と三浦市の協働により平成18年に開業したアンテナショップだ。都心と三浦の交流を生み出す拠点とすべく三浦・三崎の郷土料理の試食会を開催したり、神田の地元催事に模擬店を出店したりと活発に活動している。

2006年の「神田縁起市」で開催された創作屋台コンペでは、「なごみま鮮果」の別バージョンとして出店した「すずみま鮮果」が優勝を獲得した。学生たちと一緒になって催事を盛り上げ、都市住民の好意的な反応を肌で実感するという体験は、普段三浦市内で客待ちの商売をしている産直販売店や食品加工業の皆さんにとって愛郷心をくすぐられるものとなったに違いない。

■若者たちとの出会いから新しい可能性を発見

フィルムコミッションの活動母体として設立した「みうら映画舎」は、その本来の活動目的を三浦市の地域活性化であるとしている。フィルムコミッションはそのための有効な方策のひとつではあるが全てではない。

「みうら映画舎」はフィルムコミッション以外にも様々な活動をしているが、そのひとつが「みうら元気屋」という出張物産屋台である。その主な出店先はJリーグやプロ野球の試合会場である。川崎フロンターレや横浜FC、湘南シーレックスと連携して、試合会場である等々力競技場、三ツ沢競技場、追浜球場等に出店している。大漁旗を掲げ、はっぴを着込んで「とろまん」や「とろちまき」等の創作食品を販売し始めると、瞬く間に長い行列ができ、文字通り飛ぶように売れていく。キックオフしてもなお行列から離れようとしないお客さんもいる。スイカだってマグロだってどんどん売れていく。創作食品を開発した「みさきまぐろ倶楽部」や「三崎朝市協同組合」の皆さんは嬉しい悲鳴を上げる。

三浦・三崎を訪れる観光客の多くは中高年層である。若者が来ないわけではないが、これだけ大挙して押し寄せるという経験はそれまでなかった。サッカー観戦を終えたサポーターたちがスイカをぶら下げて会場をあとにする姿を想像できるだろうか。こうした若者たちとの出会いは、これまでとは違う顧客ターゲットを意識する大きな契機となった。

■スカベンジ ・・・ ライフスタイルを集客源に

三浦市の吉田英男市長は就任後初めて迎える新年度(平成18年度)にあたって、「クリーンアップ・プロジェクト」に着手した。まちをきれいにしよう、ただそれだけのことである。市の職員らはこのプロジェクトのキャッチフレーズを「ライフスタイル美(み)うら宣言」と定め、まちをきれいにするという思想と行動を三浦市民共通のライフスタイルとして定着させよう、と意気込んだ。そして、これまでの3年間に70数回の「スカベンジ」イベントを開催し、他都市からも集客することに成功している。

「スカベンジ」とは「ごみ拾いをする」という意味の英語である。大手電機メーカー、自動車メーカーをはじめとする多くの企業のCSR(企業の社会的責任)と連動したごみ広いイベントは日本テレビの「愛は地球を救う」でも取り上げられるなど、多くの市民と市外からの来訪者を巻き込んだエンターテイメント性のあるボランティア活動として定着しつつある。愛郷心を行動に移してもらう「クリーンアップ・プロジェクト」はシティセールスとして行った活動ではないのだが、結果的に同じような効果をもたらしたことになる。

■“観光”を超えて、 “文化”を媒介とした交流による地域活性化を

地域住民自身がそのまちに愛着を感じ、誇りを持つことなくして観光振興はありえない、と筆者は思う。しかも、その愛着や誇りはただ漠然とした思い込みだけでは足りない。地域外の人々に喜んでももらえた!という実感を伴ったものであってほしい。そのためにはマーケティング・リサーチが必要である。

ところが、地域における観光振興にあたってマーケティング・リサーチを実施している例は筆者の知る限りきわめて少ない。客待ち殿様商売の習慣が根強いのだろうか。そんなことでは到底やっていけないし、観光事業者自身もそのことには気づいているに違いない。紹介したいくつかの事例は実践的マーケティングの参考例になるだろう。ぜひ、集客マーケティングの専門家等に相談しながら独自のリサーチに取り組んでいただきたい。

これだけ情報過多の時代に集客力、リピート吸引力の決め手となりうるのは、ありきたりの景勝地や施設ではなく、そのまちが醸し出す風情や人情、ライフスタイルそのものなのではなかろうか。特定の地域における一定の共通様式を“文化”というならば、これからの観光振興は伝統的又は人工的な集客装置に依存する“観光”をアピールするのではなく、その地域の“文化”をアピールし、堪能してもらう交流<“文化”を媒介とした交流による地域活性化>を目指すものであってほしい。そう考えてこそ、全国すべての地域に観光振興の可能性が見いだしうる。

温泉なんかなくてもいい。有名な景勝地がなくてもいい。そこにある自然や農林漁業のなりわい、その地域らしい地場産業と人々の暮らしがあればいい。何にもない村は「何にもない」を売りにすればいい。少しの知恵と専門家の力を借りて、このような “文化”を来訪者に実感していただく機会をつくりさえすればよいのだ。丁寧に対応しきれないほど大量のお客さんに来ていただく必要はない。身の丈にあった目標を持ち、身の丈にあったプロモーションをすればいい。

先に述べたマーケティング・リサーチをやってみれば、自分たちが気づかなかった“意外な”魅力に気づくことができるだろう。どんなまちにも村にも必ず人を引きつける魅力があるはずである。そうでなければ、そこに人が住んでいるはずがない。

(以上)

 

僕の教え子たちが最優秀賞を受賞しました!

投稿日時:2011年10月04日 00:23

木村乃です。

明治大学商学部で僕が担当した昨年度(2010年度)の授業、特別テーマ実践科目「観光集客プロモーション」の受講生たちが、神奈川県三浦市の三浦商工会議所青年部主催の「三崎下町・城ヶ島地区マップ作成コンテスト」で最優秀賞を受賞しました!

このコンテストは、三浦商工会議所青年部の設立30周年を記念して実施された事業です。

主催者からは、「三浦市の観光資源といえる、”まぐろ・地魚・野菜”という切り口も含まれつつ、パワースポット・パワーフードという斬新な切り口が示されたことが多くの得票につながった。ちょっと視点を変えると、私達地元にいては、意外と盲点となっている”観光資源”がまだまだあるのだと再認識させていただきました」との講評をいただきました。

の講評趣旨はまさに僕の持論と同じです。それを学生たちが実践してくれたことがとても嬉しい。

表彰式は、去る920日(火)に三浦商工会議所青年部設立30周年記念式典にて執り行われました。同式典には、吉田英男・三浦市長をはじめ多くのご来賓が参列され、受賞した学生たちは、地元選出の衆議院議員・小泉進次郎氏からも賞賛の言葉をいただき、大変喜んでいました。

小泉進次郎代議士と

小泉進次郎代議士と

 

【ビズワード】「旅おこし」

投稿日時:2011年09月20日 14:29

木村乃です。

最近、シティセールスとか観光とか、地域ブランディングとかいうテーマの講演会や研修の依頼が増えてきた。人口の減少による消費市場の縮小、産業の空洞化による雇用機会の減少などが、新しい市場としての「交流人口」や新しい産業としての「観光産業」を育てたいという思いの強さが表れているのだと思う。その思いにはできるだけ応えていきたいと思う。
依頼をくださる方々とじっくりお話をすると、その多くが「観光振興」、つまり有名観光地のようになることをイメージされていることがわかる。しかし、せめて教科書に載るか、世界遺産級の知名度がある文化財(有形、無形。景勝地等も含む。)や、小説に出てきたり入浴剤に名前が入るほどの温泉地でなければ、有名観光地にはなれようはずがない。それなのに、あくまでも「観光振興」にこだわる傾向が強い。

僕はその原因が、「観光」という狭い概念に縛られた発想にあるのではないかと考えている。
例えば、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始にみられる「帰省」。これは「観光」だろうか。震災復興のために東北地方に赴く行動は「観光」だろうか。自然の中を散策する「フットパス」は「観光」だろうか。水戸黄門御一行は全国を「観光」していたのだろうか。砂漠に井戸を掘りに行くのは? 援農に行くのは? 視察は? スキーに行くのは? 霊峰・富士に登る富士講は? フーテンの寅さんが「おいら、旅にいってくらあ。」と言い捨てて出かける行動は?このように「観光」という表現がピンとこない“移動行動”は実に多種多様にある。

僕はこれらを「旅」と呼ぶのがいちばんしっくりとくる。「旅」のうち、文化財巡りをするものが「観光」であるにすぎない。考えてみれば、温泉旅行だって「観光」というより癒しの旅だ。そう捉えたときに、新しい価値を発想することができる。
そこで、僕は「観光振興」という言葉を一切やめて、「旅おこし」という概念で全国各地が様々な交流促進に取り組むことを提案したい。

第1回『観光甲子園』でグランプリ(文部科学大臣賞)を受賞した島根県隠岐郡海士町にある島前高等学校の生徒たちの企画「ヒトツナギ」は、タイトルどおり、人と人とをつなぐことを目的とした「旅おこし」である。この企画のプレゼンテーションで生徒たちは「観光名所には行かせません!」と高らかに宣言している。「観光」という狭い概念では語ることのできない「旅」の魅力を捉えた秀逸な企画だ。

「観光」という言葉を一切使わない「旅おこし」に取り組むこと。これが、既存の観光地ではない地域が、それぞれに魅力的な交流機会を増やし、心も経済も豊かにしていくための基本的方向である、と僕は確信をもって主張したい。

 

投票しがいのある政治家を見つけるために。

投稿日時:2011年08月30日 12:34

木村 乃です。
民主党代表選挙、そして首班指名、新首相誕生。やれ、増税総理だの、財務省の操り人形だのと、早速の揶揄、非難が始まっている。

有権者が政治家を監視し批判することは、民主主義において必要なことだとは思う。しかし、マスコミから垂れ流しにされるだけの“ごくわずかな”情報、しかも“スキャンダラスな”情報だけに依存して、揶揄・非難を繰り返すだけでは、政治がよくなるはずはない。

僕たちにできる政治行動は「投票」でしかない。できれば、投票しがいのある政治家を見つけ出し、一票を投じたい。そのためには、それぞれの候補者が「何を語るか」ではなく、「何を実践しているか」という情報が必要だと思う。しかもそれは、議会や政党の中での活動ではなく、“政治を志している人としての日常の社会活動”として何を実践しているか、という情報であることが大切だと思う。でも、そういう情報はほとんどない。

そこで提案。

政治家(候補者)一人ひとりの日常の社会行動をドキュメントする情報誌を創るのはどうだろうか。本人がセルフプロデュースすればいい。提灯記事でも結構。消えてなくなる言葉(公約)に比べれば、事実としての情報の方がよほど役に立つ。駅頭で配布している広報ちらしがそれに該当するのだろうが、どうも中身が冴えない。もっと、志のある人として、地域社会の中で、日本の中で、世界の中で、どんな行動をしているのかが、読み物としてわかりやすくレポートされた雑誌のようなものがほしい。どんな家族がいて、どんなところに住んでいて、毎日をどんなふうに過ごしているのか。政党内部や議会での活動以外に、どれほど国民、地域住民の中に入って活動しているか。それを知ることで、減点方式ではない加点方式の選択ができるようになれると思う。

国民がみんな評論家になってしまえば国は滅ぶ。今はそういう危機だと思う。
みんなで知恵を凝らして、投票しがいのある政治家を見つけるための工夫をすべきだ。
それこそが、政治不信を解消するために必要な「政治改革」だ。

 

悪法も法。改革したくば、シロクロはっきりつけてグレーゾーンを駆け抜けろ。

投稿日時:2011年08月22日 20:26

木村 乃です。

「石橋を叩いて渡る」。慎重な姿勢を示す慣用句だが、行政の世界では法令法規の解釈に際し、しばしば「石橋を叩いて壊す」とでもいうべき現象が見受けられる。リスクは一切負わない、前例にないことはしない、過度な慎重姿勢が目立つ。一方で、“おいおい、大丈夫かよ”と言いたくなるほど慎重さに欠ける様子をみかけることも少なくない。法令法規に関する知識が欠落している場合だ。

「石橋を叩いて壊す」のはよくない。かといって、脆い石橋をそれと気づかずわたるのもまずい。一定のリスクを承知のうえで、いざというときの抗弁の準備を十分にしておく姿勢がいちばんいい。法令法規の解釈の幅はけっこう広い。だから、「明らにシロ」であることにこだわらず、「クロ」がどういう状態なのかを十分リサーチして「これならクロじゃない。グレー、ということはむしろシロだ!イケる!」と勇気をもってチャレンジすべきだ。そうしないと改革なんてできない。

だから、法令法規に関する高い知識を備えることが必要。自分に向いてなければ、向いているヤツをつかまえてアドバイスをもらえばいい。行政機関内にはそういう人材はたくさんいるはずだ。

 

キクチタケシ バースデイコンサート2011 「扉~とびら~ツアーファイナル」in SHIBUYA

投稿日時:2011年08月16日 14:03

こんにちは。木村乃(きむらだい)です。

さて、ライブイベントの告知です。
みなさん、ぜひ遊びにいらっしゃってください。

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私の友人でもあるミュージシャン・キクチタケシは、横浜の音楽シーンの中心的人物。

ピアノを弾き語るスタイルで横浜、都内の音楽シーンで活躍中のシンガーソングライターです。

キクチタケシ → http://www.takeshikikuchi.com/

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キクチタケシ バースデイコンサート2011

「扉~とびら~ツアーファイナル」in SHIBUYA

会場:Mt. RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

(マウントレーニアホール渋谷プレジャープレジャー)

日時:2011年9月4日(日)

開場:18:00 開演:19:00

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キクチタケシ初のツアーファイナルでもあり、また初のワンマンホールコンサートでもある今回のイベント。

私(木村)も行きます。皆様にも是非お越しいただきたく思っております。

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【チケットインフォメーション】

Mt.RAINIER HALL/03-5459-5050

¥4,000_(ご入場の際1drink¥500)

詳しくは・・・

http://www.pleasure-pleasure.jp/index.html

■チケットぴあ ■■■■■■■■■■■■■■■■

http://pia.jp/t/tkikuchi/(PC/携帯共通)

TEL:0570-02-9999

Pコード:140-346

■イープラス ■■■■■■■■■■■■■■■■■

PC用購入ページリンクURL

http://bit.ly/n1WgX7

携帯用購入ページリンクURL

http://bit.ly/qHcDUq

 

【ビズワード】地域イノベーター養成アカデミー始動!

投稿日時:2011年07月20日 01:10

木村乃です。

NPO法人ETIC.が日本財団の助成を受けて実施している「地域イノベーター養成アカデミー2011」のオープニングゼミが、去る7月16日(土)に開催された。数えたわけではないのだが、ざっと100人くらいの参加者がいたように思う。昨年度から開催されているプログラムで、僕は昨年度の引き続き「アドバイザー」として関わっている。

このアカデミーでは、「いつかは自分の故郷や好きなまちで仕事をしたい」、「ゆくゆくは地元に帰って、地元を元気にするような事業をしたい」といった思いをもった社会人(学生も)が参加して、全国10地域の協力を得てフィールドワークを実践し、地域づくり、仕事づくりの企画立案をする。「オープニングゼミ」とは、このプログラムを広く知っていただくためのイベントで、大学でいうところのオープンキャンパスのようなもの。これから、50名程度の参加者を募集して、全国10地域を舞台に実践学習をすることになる。

今年度用意された10地域には、僕が深く関わりをもっている三浦市と横須賀市(いずれも神奈川県)が入っている。また、昨年度、ある仕事で視察におじゃました長崎県の小値賀島も入っている。どこの地域もユニークな取組を実践している“先進地”として知られる一方で、課題も抱えている。参加者には、それら課題を捉えて、課題解決、付加価値創造の取組を実践していただきたいと思う。
昨年度の参加者の様子をみていると、参加したことの成果は大きく3つある。①大活躍している地域のイノベーターと知り合えたこと、②共通の思いをもつ仲間に出会えたこと、③新しいチャレンジングな経験をすることができたこと。

オープニングゼミに参加した、しないに関わらず、個別相談での対応もしているとのこと。
今からでも遅くない!この機会をぜひ生かしていただきたい。

詳しくは、以下のホームページで!
http://academy.etic.or.jp/

 

地域イノベーター養成アカデミーのご案内

投稿日時:2011年07月12日 16:34

弊社代表の木村乃がアドバイザーを務めるNPO法人ETIC.が主催する地域イノベーター養成アカデミーのご案内です。UIターンを考えている方は、必見です。

●地域イノベーター養成アカデミー2011  オープニングゼミ
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愛着のある地域で、新たな仕事を創る10名のイノベーターが東京に集結!
http://academy.etic.or.jp/
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2011年7月16日(土)13:00~ @東京・赤坂
主催:NPO法人ETIC./プログラム・パートナー:日本財団
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★現在の会社に勤めながらも、少しずつ「地域」へUIターンする
準備を進めたい方へ

⇒ 週末や平日夜を活用して取り組める、
約6ヵ月間の「短期集中」プログラムを用意!

★地域で働くことのイメージがあまり湧かないため、
実際に地域へ飛び込むことにためらわれている方

⇒ 先ずは、今回のオープニングゼミで、新たな仕事を創ろうと
挑戦中の10名の話を聞いてみましょう!

★地域での仕事をつくる上での、必要な技術や心構えは何なのかを
知りたい方

⇒ 厳選された10地域でのフィールドワークに加えて、
地域にあるネタを仕事にしていく為のワークショップや
セミナーも充実!

この度、そんなアカデミーの記念すべき、オープニングゼミを実施します。

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■オープニングゼミで登壇するのはこんな方

未曾有の大地震を受け、多くの方々の「地域感」が変わってきています。
愛着のある地域で暮らしたい、大切に思っている地域を守りたい、
そんな自分が本当に過ごしたいと思っている地域で仕事ができたらいい
のに、、、、そう思う人は少なくないのではないでしょうか。

地域には、そんな思いを実現し、地域を愛し、イキイキと仕事をしてい
る方が実はたくさんいます。

このイベントでは、そんな皆さんの少し先輩として、すでに地域の中で
自分のやりたいこと、実現したいことを実現している下記10名の方に、
地域とご自身に関する「生の思い」を語っていただき、かつ、フィール
ドワーク受入の募集をしていただきます。

●シリコンバレーの起業、NTTデータ、Yahoo!など、数々の大企業での
キャリアを積んだ後、総世帯120戸の村に移住。
現在は地域活性化マネージャーとして活躍中。

【京都・京丹後】東田 一馬 氏
(株式会社アミタ持続可能経済研究所 地域活性化マネージャー)

●劇団時代の全国行脚の経験を経て、子育ては自給生活でやりたいと思い、
コンビニが1件もない長崎県・小値賀(おじか)を選び、島残しのための
事業に挑戦!

【長崎・小値賀】高砂 樹史 氏(おぢかアイランドツーリズム 専務理事)

●「横須賀市の宣伝マン」を務める集客プロモーション担当!
大手広告代理店勤務の実績を請われ、2010年から手腕を発揮。

【神奈川・横須賀】奥村 浩 氏(横須賀市商業観光課)

●海を守る活動を、コンサルティングやダイビングショップ運営など
さまざまな立場から実践し、地域の方が主役のまちづくりを行う、
地域から絶大な信頼を得ている敏腕コーディネーター!

【北海道・積丹】大塚 英治 氏(ほっかいどう海の学校 事務局長)

●NPO法人「みうら映画舎」を立ち上げ、三浦市内での映像製作支援を
行う傍ら、企業連携・官学連携などを通じた人脈によって「ロックの
学園=ロックフェス」など、ユニークな事業を立ち上げる。

【神奈川・三浦】若澤 美義 氏(NPO法人みうら映画舎)

●高知の山奥に移住し、地元の有志と共に「地域の総合商社」を作るべく
奮闘する、史上最年少の内閣府認定の地域活性化伝道師。

【高知・宇佐】井上 将太 氏(ばうむ合同会社)

●日本初となる海辺の総合活動拠点「渚の交番」を宮崎市青島にて展開中。
青色回転灯防犯パトロールや海の安全講習会の実施、また地域活性化に
貢献すべく、地域を巻き込んださまざまなイベントの企画・運営を実施!

【宮崎・青島】藤田 和人 氏(NPO法人宮崎ライフセービングクラブ)

●行政マンという立場から、民間企業と連携しつつ、漁業による地域再生を
仕掛ける!

【千葉・銚子】小足 雄高 氏(千葉県銚子市政策企画部)

●故郷の周防大島にUターン後、キャリア教育やフリーペーパー事業を展開、
「人生は夢への挑戦!」島おこし日本代表を目指して奮闘中。

【山口・周防大島】大野 圭司 氏(大野工業株式会社 取締役)

●産学連携、大学発ベンチャーなど数々の企業経営に携わった後、故郷の
愛媛県に戻り、今度は一次産業でイノベーションを興すべく挑戦中!

【愛媛・大三島】黒川 敦彦 氏(越智今治農業協同組合)

┌─┬────────────────────────────────
│■│イベント概要
└─┴────────────────────────────────
日 時:2011年7月16日(土)13:00-20:00
*12:30開場/12:45までに受付をお済ませください。
会 場:日本財団ビル(港区赤坂1-2-2)
*東京メトロ銀座線/南北線・溜池山王駅9番出口 徒歩5分

http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
*地図を印刷の上、時間に余裕を持ってお越しください。
参加費:無料
定 員:150名(事前登録制)

┌─┬────────────────────────────────
│■│プログラム
└─┴────────────────────────────────
13:00~13:20 オープニング

13:20~14:20 昨年度の参加者によるリレートーク&テーブルセッション

昨年の地域イノベーター養成アカデミーに参加された方々をお招きし、
アカデミーを通じて自分の思考や生活はどう変わったのか?!や、
今活動されていることや考えていらっしゃることをざっくばらんに
お聞きします。

14:20~15:00 10地域ダイジェスト紹介
15:15~18:40 地域ゼミ(3ターム制、1ターム3~4地域のゼミを同時開催)

1地域60分ずつ、地域の魅力やその地域で事業に取り組んでいる方々の
紹介や、このあと用意しているフィールドワークの内容など、映像や
写真も交えながらじっくりお話いただきます。
参加者のみなさんからの質問も受けつけながら、インタラクティブに
進行します!

18:50~19:00 今後のネクストステップのご説明
19:00~20:00 フィールドワーク申し込み受付、交流会

参加者のみなさん、10地域のみなさんが一同に会す、大交流会です♪
ゼミで話を聞けなかった地域の方や、参加者同士の交流の場として
活用いただけたらと思います。
交流会中は、相談ブースも設けていますので、フィールドワークへの
参加に関するご相談も受けつけております。

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│■│参加申し込み
└─┴────────────────────────────────
下記URLよりお申し込みください。
http://academy.etic.or.jp/kickoff/

応募締め切り:7月15日(金)18:00

※定員に達した場合には、締め切らせていただきますので、
お早めにお申し込みいただけますと幸いです。

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【問合せ先】 ご質問・ご相談があればお気軽にご連絡ください。
特定非営利活動法人 ETIC.(エティック) 担当:瀬沼・長谷川
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMIビル4階
TEL:03-5784-2115 / FAX:03-5784-2116 / E-Mail:academy@etic.or.jp
※本プログラムは、競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて
実施しております。
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