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【ビズワード】 続・ソーシャル

投稿日時:2016年11月01日 08:37


ビズデザイン代表の木村乃です。

前回の「ビズワード」で、弊社・友田が「ソーシャル」の解釈について書いていました。

今回は私なりの「ソーシャル」を書いてみます。

私は、「ソーシャル」であるということは、「受益者≠支払者(負担者)」の構図が成り立つ営みであると考えています。
例えば、行政。
受益者は税を財源とする行政サービスを受けており、税の負担者は受益者ではありません。
言い換えれば、支払っている経済的負担がサービスの「対価」ではないということです。

先進国の人々の寄付によって成り立っている「砂漠で井戸掘り」のプロジェクトがあるとします。
寄付者が経済的負担をしていますが、受益者は砂漠地帯のコミュニティの人々です。

「ソーシャル」の場合、経済的負担をする人は何を動機にその負担をしているのでしょうか。
決して「対価」しての負担、つまり自分が直接受益することを前提とした負担ではありません。

その動機は、「共生」とか「共存共栄」とか、そういう人間同士、地域同士の関係性のあり方に対する思いなのだと思います。
中長期の時間をかけて、めぐりめぐって自らの利益につながるという期待感ももちろんあるでしょう。
「因果応報」、「情けは人の為ならず」ということです。

社会で起きている様々な問題を、「受益者≠支払者(負担者)」という関係が成立する構図のビジネスで解決しようというのがソーシャルビジネスでしょう。また、「共生」とか「共存共栄」とか、そういう人間同士、地域同士の関係性のあり方に対する思いを意識的に持っていない人でも、自然なかたちでいつのまにか“寄付者”となってしまうコーズマーケティングなどの仕掛けをビジネスに組み込んでいる営みがソーシャルビジネスなのでしょう。

そんなビジネスがもっと広がればいいなと思います。

 

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