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【ビズワード】ナショナル・チェーンの終焉

投稿日時:2016年08月16日 11:33


友田景です。

「イオン、地域社員を幹部に 地元密着へ人事刷新」

先週水曜日の日経新聞の1面に掲載されていた記事です。電子版の記事はこちらで読めます。この記事を読んだ際にイオンのようなナショナル・チェーンでさえ、多様化の流れは止められないと感じました。イオンやヨーカドーを代表する総合スーパーは、商店街などの小規模店舗の敵として、大規模小売店舗立地法が制定された歴史があります。地域の小規模店舗から総合スーパーのナショナル・チェーン、そしてアマゾンなどのグローバル企業の登場と時代と共に小売、流通の主役が代わっています。

子どもの頃、時々、母と祖母に連れられて行く地元の駅前にあったダイエーには色々な商品があり、僕の楽しみのひとつでした。そのダイエーも今やイオンの傘下になり、ドンドンと名前が消えています。総合スーパーでは、既存店の売上高がマイナスを続く中で、全国画一で動いてきたナショナル・チェーンが地域社員を幹部に登用することは、地域性を押し出した多様な店舗を作っていかなければ、存続できないという判断だと感じました。これまで地域社員という職域は、正社員の中でも低い格付けであるのが、制度を導入している会社の大半だという認識です。それが幹部に登用されることによって、会社の意思決定の場に参画することができ、人材確保とともに地域性やニーズを取り込もうとする表われだと考えます。

グローバル化の流れにおいて、社会の画一化が進む中で、どのようにして地域社会の多様性を担保するかは、企業にも社会にも存続のためにより一層求められてくる時代に入ったと感じています。

 

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