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【ビズワード】ランキング社会

投稿日時:2016年02月16日 17:07

友田景です。

最近、様々な媒体や企業がランキングを発表します。ランキングがひとつの指標となっている場合もあるかと思います。例えば最近でも、日経ビジネスの『活力のある都市ランキング』や東洋経済の『CSRランキング』、『「働きがいのある会社」ランキング』などなど。ランキングは、消費者やユーザーにとって違いがわかりやすくなり、商品やサービスの選択肢になりえるメリットがあると思います。

なぜこれほど、様々なランキングが登場しているかと言えば、ビックデータを象徴されるようにインターネットの進化により、様々なデータが容易に取得できるようになり、比較が可能になってきたからだと考えます。皆さんも一度は使ったことがある商品比較サイトの価格.comを運営する株式会社カカクコムは1997年に設立されており、インターネットが一般のユーザーに広がったwindows95以降であることがインターネットによるランキング社会の到来を象徴しているように感じます。

ランキングはすなわち評価だと言えます。評価によって、順位付けを行っているものがランキングです。インターネットによって、ありとあらゆることが評価される評価格付社会に入ってきたと言っても過言ではないと思います。自治体の有識者委員などで、評価者としての立場を受けることがありますが、常々感じることは、「評価によって、マネジメント改善がなされないと意味がない」ということです。「評価はマネジメント改善のために実施するものである」と言い換えてもいいかも知れません。

例えば、会社の人事評価は、単に昇進や賞与の金額を査定するだけでなく、今後その人がどのように成長していけるかを示すものでなければなりません。政策やプロジェクトの評価では、次に行う際にどこをどのように改善すべきか意見がなされないと意味がないと考えます。それを評価対象になる人や組織がそれを素直に受け入れ、聞き入れなければ、物事の改善は進んでいかないわけです。例に挙げるなら、民主党政権時代の事業仕分けで切られた事業がゾンビのように生き返るのは、その評価を妥当だと評価された側が全く受け入れられていないからだと思います。

評価に関わる人間は(自分自身も含めて)、そのランキングや評価が今後よりよくなるための視点が含まれているか、評価される側が受け入れられる、マネジメントの改善が進むか考えながら判断をしていかなければならいと感じています。

 

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