HOME > スタッフ・ブログ 「世遊綽々」 > » 2015 » 8 月

スタッフ・ブログ

【ビズワード】規制改革~その後

投稿日時:2015年08月31日 10:28

ビズデザイン代表の木村です。

昨年(2014年)11月18日付けのビズワードに「規制改革」という記事を書きました。

過去のビズワードはこちら

内閣府に設置された「規制改革会議」という首相の諮問機関の下部組織である地域活性化ワーキングに臨む直前でした。

その後の11月21日(金)に同ワーキングに出席し、いくつかの問題提起をしてきました。

そして、本年(6月16日)には、「第3次答申」がまとめられ、安倍総理に手交されたとのことです。

第3次答申はこちら
域活性化ワーキングが担当した答申の内容はP59~P74に掲載されています
その中で、私が問題提起させていただいた改革案件のいくつかについてその改革の必要性が取り上げられています。これらの案件はすべて地域活性化の現場から提供された生の具体的事案をもとにしています。

●臨時飲食店営業のための規制緩和
地域の特産品を販売するマルシェなど新たな形態の食のイベント等が開催しやすいようにする許可要件に関する措置

●小規模宿泊業のための規制緩和
イベント等を実施する際の「民泊」における規制緩和
農林漁家民宿の対象範囲の拡大
インターネットを通じ宿泊者を募集する一般住宅、別荘等を活用した宿泊サービスの提供

●着地型観光を促進するための旅行業の見直し
第三種旅行業者の範囲の拡大
地域限定旅行業等の登録の容易化
旅行業務取扱管理者試験の見直し

●廃校の利活用促進
廃校の利活用を容易なものとするため、安全性を確保しつつ、事業者にとっての選択肢が拡大するよう性能規定の更なる合理化等の検討を行い、結論を得る。

すべてが十分な改革、緩和といえる内容ではありませんが、会議委員の方々、また事務局の方々が担当省庁を相手に相当な交渉努力をなさったものと思います。

今回の件を通じて僕が感じたのは、しかるべき方法をとれば現場の声は政策においても反映されうるということです。今回はたまたま偶然にも同ワーキングに参加させていただく機会を得ることができましたが、今後も何とかそのような機会を獲得して、少しでも現場の実態を伝え、必要な措置を講じていただけるよう頑張ろうかなという思いを新たにしました。

 

【ビズワード】長期政権の弊害

投稿日時:2015年08月19日 17:08

友田景です。

8月9日投票の埼玉県知事選挙にて、現職の上田清司氏が4選を果たしました。上田氏は、初当選後の1期目の2004年に自身の任期を連続3期までと縛る「多選自粛条例」を定めており、自身が提案して制定した条例を破る形で立候補し当選しました。近年の日本の国政では短命政権が多いですが、地方を見ると長期政権が少なくありません。私の地元でも前々代の市長が8期32年を務めており、その弊害が随所に現れていたため、私が議員時代に「柏原市長の在任期間に関する条例(多選自粛条例)」を制定しました。総務省でも多選問題について、平成18年に「首長の多選問題に関する調査研究会」を発足し、有識者を交えて検討しています。首長の場合の法的な解釈については、色々な議論がありますが、総務省の研究会で一定の方針は出ているものと考えます。

民間企業でも金融機関で唯一明確に「脱原発」を掲げた城南信用金庫の吉原毅相談役が、今年の6月に4年の任期を終えて理事長を退任したことについて「私が60歳で城南信金の理事長を辞めた理由」として、ソーシャル・イノベーション・マガジンのオルタナにコラムを寄稿しています。

民間企業であろうが、地方自治体であろうが、共通している長期政権の問題は、どんな優秀な経営者であろうが、得意分野は限られており、知らず知らずの間に経営に偏りが出てくることが多いです。特に人事面、組織面は経営者の意向が色濃く反映されます。そして、長くなればなるほど次の舵取りが難しくなるということです。企業でもカリスマ経営者(創業者)の次が問題になることが多いので、事業承継に苦労する場面が多くあり、次の代で経営が傾くということは枚挙にいとまがありません。経営者(首長)にとって、次を育てるということは、業績や実績に相当する重要なミッションであることは明白です。企業であろうが、自治体であろうが、経営者自身にも次の代を考えたサスティナビリティーの視点が欠けている場面が多いのではないでしょうか。

 

【ビズワード】チャンプルー文化(ちゃんぽん文化)

投稿日時:2015年08月04日 12:28

ビズデザイン代表の木村乃です。

ちゃんぽん、チャンプルー。

多説あるようですが、語源は同じのようです。いずれも、ごちゃ混ぜの状態を表しています。

インドネシア語にも、ナシチャンプルという混ぜご飯があるようです。

僕は九州・福岡で生まれ育ったので、ラーメンと同じくらいにちゃんぽんを食べて大きくなりました。実は濃厚トンコツのラーメンも、中国の福建料理を起源とする長崎ちゃんぽんの影響を受けているとの説もあります。

福岡には博多どんたくという祭があります。「どんたく」は日曜日や休日を表すオランダ語のゾンターク(zondag)が語源とされています。因みに、土曜日の半休制度を「半ドン」というのも、ゾンタークが語源らしいです(多説ありますが)。

辛子明太子は福岡・博多の食卓に欠かせない食文化の要素のひとつですが、これはご近所である朝鮮半島のキムチの影響を受けているものと考えられます。

琉球・沖縄の文化は、東南アジア、中国、アメリカ、大和(日本)などの文化を吸収し、まぜまぜしながら独自の文化を築いてきた「チャンプルー文化」と言われます。しかし、前に挙げた通り、私の故郷である福岡・博多もまたいろいろな国の文化が混じった「ちゃんぽん文化」です。

さて、僕は常々、地域活性化とは地域の文化を再生・維持・創造することであると主張しているのですが、時々「それではうちのまちは活性化できない」といわれることがあります。昭和40年代にベッドタウンとして“突如”都市となった地域の方々の意見です。たしかに、その地域に古くから根付いた文化というのはなかなか見当たらないでしょう。しかし、こう考えてみてはどうでしょうか。

「あっちこっちのまちから、たくさんの人が集まってきた「ちゃんぽん文化」のまちである。」

以前に青森県三沢市で、「地域の宝を探そう」というワークショップをお手伝いしたことがあります。自衛隊基地のまちである三沢市には全国あちらこちらから転入してきた人でつくられたまちという特性があります。それゆえ、地域固有の文化というものがなかなかみあたらない、との地元の方の声が聞こえます。

ところが、実際にワークショップをやってみると面白いことがわかってきました。全国各地の面白い情報がたくさん出てきたのです。岩手出身の人と名古屋出身の人が、「その遊び、自分たちもやってた!」と意気投合する場面もありました。

このワークショップでは「三沢市の魅力を出し合おう」ということではなく、「自分が生まれ育ったまちの懐かしい思い出や自慢したいことを出し合おう」という趣旨で実施したことが功を奏したのだと思います。

三沢市には、三沢市としての固有の伝統文化はないのかもしれませんが、全国各地の人が持ち寄った情報をまぜこぜにしてつくる“ちゃんぽん文化”が育つ可能性はあるのです。このようなまちだけではなく、たとえばベッドタウンにはベッドタウンなりの文化があるはずです。「○○市の魅力」という切り口で無理やり話し合うのではなく、一人一人の思い出や価値観を大切にしながら話し合いを進めていけば、そういう可能性も見つかるのではないかと思います。

「チャンプルー文化(ちゃんぽん文化)」という言葉は、実は多くの都市でこれから重要なキーワードになってくるかもしれません。

三沢市でのワークショップの様子は下記URLにてご覧いただけます。地元CATVの放送です。ご参考までに。。。

https://www.youtube.com/watch?v=GXBAMFo1ZrE

 

内閣府から「平成27年度第3回青少年問題調査研究会」のご案内

投稿日時:2015年08月02日 16:05

内閣府からのご案内です。

≪平成27年度第3回青少年問題調査研究会≫

テーマ『福井県の子供の学力・体力がトップクラスの秘密!~福井県の家庭と地域は子供とつながる・子供でつながる~』

【御案内】
◇日時 平成27年9月28日(月)14:00~16:00
◇場所 中央合同庁舎8号館6階623会議室(別添地図参照)
◇主催 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付青少年企画担当
◇対象 国・地方公共団体や民間支援機関等で子供や若者の育成支援に携わっている方のほか,本テーマに関心のある方(事前登録いただければ,どなたさまも参加できます。)
◇内容 全国学力調査における福井県の子供の学力は全国トップクラス!体力テストの結果や自尊感情の高さも何と全国トップレベル!今回は,福井県の子供がすくすくと育つ「秘密」を中心に,講師からお話を伺います。

【プログラム】
13:30 ○受 付
14:00 ○開 会
テーマ「福井県の子供の学力・体力がトップクラスの秘密!~福井県の家庭と地域は子供とつながる・子供でつながる~」
(講師)大阪大学大学院人間科学研究科講師 前馬 優策 氏
                  ○小グループで意見交換
                  ○講師との質疑応答
16:00 ○閉 会

皆さまのご出席を心よりお待ちしております。
また,各位のお知り合いの方にも広く情報提供していただけると幸甚に存じます。

【参考:過去の研究会概要】http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/mondai/index.html
■お申し込み方法
以下事項を明記の上,メールアドレスに送付願います。

お申込みメールアドレス: youth@cao.go.jp

①御所属(機関・団体名)
②御役職
③御芳名(氏名・ふりがな)
④御連絡先(連絡が取れるメールアドレスまたは電話番号)」

※件名に「青少年問題調査研究会第3回-申込み」等記載いただければ幸甚です。

なお,誠に恐れ入りますが,本会への御出席につきましては,内閣府からの旅費支給対象とはなりませんので,遠方の方はその旨御了承願います。
おって,本会では,広く各方面へご案内をお出ししていることから,当日,報道機関による取材をお受けする可能性もありますので,ご承知おき願います。

【是非ご覧ください。】
青少年担当ツイッター:https://twitter.com/cao_deyp
【是非ご登録ください。】
子ども・若者メルマガ:http://www8.cao.go.jp/youth/e-mailmagazine/index.html

******************************
【内閣府青少年施策の情報満載!是非ご覧ください!】
青少年育成HP:http://www8.cao.go.jp/youth/index.html
ネット整備HP:http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/index.html
子どもの貧困HP:http://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/index.html
青年国際交流HP:http://www.cao.go.jp/koryu/index.html
*******************************

 

このぺージのTOPへ

 RSS

スタッフ・ブログ 「世遊綽々」
Powered by WordPress