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【ビズワード】選択肢の数は多様性のバロメータ

投稿日時:2015年04月30日 16:57

友田景です。

統一地方選挙が終わりました。前回に引き続き無投票当選から多様性について考えたいと思います。

前半戦の41都道府県議会議員選挙は、21.9%が無投票当選であり、過去最高だった(産経新聞の報道)。後半戦の市長選挙では約3割、町村長選挙では1/4弱が無投票当選であった(読売新聞の報道)そうです。

民主主義の問題として、投票率の低下が問題視されることが多いですが、選挙が行われずに無投票で当選が決まる方が大きな問題だと感じています。理由は、選挙がなければ選択する機会そのものが失われるからです。統計的データを確認していませんが、相対的に見て投票率が低いのは都市部だと思いますが、無投票当選が多いのは町村の郡部だと思います。

ビジネスなら、独占的な市場よりも事業者の競合が多い場合の方が、厳しい環境で事業者は切磋琢磨して、商品やサービスのレベルが上がっていくものです。例えば、ショッピングがわかりやすい。服を買うのでも色々なブランドから種類の色や形から選べる方が買い物は断然楽しくなる。楽しくなるので、買い物が増える。そうなると新しい商品が投入され、市場は成長する。

社会課題は多様化しているが、政治を担う人材は選択肢がなく、多様性がない現状では、政治の分野から社会課題の解決のアプローチは益々難しくなる。行政の方向性を決定する政治の役割は、経済的側面が強くなった現在でも社会課題が山積する成熟化社会においては、益々大きくなっていると感じる。選択肢を増やす方法を今一度考えてみたい。

 

内閣府から「青少年問題調査研究会」のご案内

投稿日時:2015年04月07日 17:20

内閣府からイベントのご案内を頂きました。

<平成27年度第1回青少年問題調査研究会>

~様々な視点から「少年非行」を考える。~

◆日時 平成27年5月25日(月)14:00~16:00

◆場所 中央合同庁舎8号館 6階 623会議室

◆主催 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付青少年企画担当

◆対象 国・地方公共団体や公的・民間の若者支援機関等において子供 ・若者育成支援に携わっている方

◆内容 最近の少年非行の現状として,刑法犯少年・触法少年・ぐ犯少年・特別法犯少年の検挙人員はいずれも減少傾向にありますが, 少年による重大事件が社会の耳目を集め,少年非行の凶悪化も指摘されています。私たちは現代の少年非行をどのように考えればよいのか?今回は講師3名のお話を もとに,様々な視点から少年非行について考えてみたいと思います。

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【プログラム】
13:30  受 付
14:00  開 会

テーマ1 「歴史的な視点から,少年非行を考える」

講師:山梨学院短期大学保育科 准教授  作田 誠一郎 氏

テーマ2 「矯正教育の視点から,少年非行を考える」

講師:法務省宮川医療少年院 首席専門官 押越 真人 氏

テーマ3 「社会で支援する視点から,少年非行を考える」

講師:NPO 法人再非行防止サポートセンター愛知 理事長   高坂 朝人 氏

○意見交換・質疑応答

16:00 閉 会
※現時点ではテーマ等については仮題であり,後日に変更になることもあります。

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【お申込み方法(予約制/定員50名)※先着順】

1 お申込み期限 平成27年5月22日(金)17:00 必着 ※参加の確定連絡はありません ので当日会場にお越し下さい。定員に達した場合は連絡 いたします。

2 お申込み方法 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付「青少年企画担当」宛てに,参加希望者の 「① 御所属,②御役職,③御芳名(ふりがな),④御連絡先(連絡が取れるメールアドレスまたは電話 番号)」を,電子メールか郵送により,以下申込先に御連絡願います(なるべく電子メールを御利用ください)。

○電子メールによる申込先~  youth@cao.go.jp
※お申込みいただい電子メールアドレスは,青少年に関する情報を定期的にお届けする 内閣府青少年担当メー ルマガジン「よりそい」に登録 させていただきますのでご了承願います(ご不要な場合は解除可能)。

○郵送による申込先~ 〒100-8914 東京都千代田区永田町 1-6-1 中央合同庁舎8号館8階 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付青少年企画担当宛て

3 お問い合わせ先・その他
内閣府・青少年企画担当宛て(℡:03‐6257‐1440)

※当日,報道機関による取材が行われる可能性もあります ので,ご承知おき願います。

※本会では 参加者への旅費支給はありません ので,遠方からの参加者の方はあらかじめご了承願います

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【講演内容のご紹介】

◇山梨学院短期大学保育科 准教授 作田 誠一郎 氏

日本の大正期,都市化の促進や「活動写真(映画)」の普及と関連して問題視された「不良少年」 というイメージが主に新聞メディアによって人々に周知されました。戦後・現代においても様々な マス・メディアによって少年事件が報道されてきましたが,今回はこうした歴史的な視点に基づい く少年非行を巡る研究成果や,そこから見える少年非行の実情をお話しします。

◇法務省宮川医療少年院 首席専門官 押越 真人 氏

少年院は,家庭裁判所から保護処分として送致された少年に対し,非行の原因を改善させ,健全 な社会人として社会復帰させるための矯正教育を行う法務省の施設です。少年たちは更生を決意し て社会復帰しますが,そのためには本人の努力のほか社会の援助が不可欠です。今回は立ち直りつ つある少年たちに対する少年院での教育や,そこから見える少年非行の実情をお話しします。

◇NPO 法人再非行防止サポートセンター愛知 理事長 高坂 朝人 氏

様々な理由から非行を行う少年・少女が後を絶ちません。非行の周囲には被害者及び加害者,そ れぞれの家族や恋人・友人,地域の人々と多くの人が存在しますが,非行が起こると誰しも悲しみ ます。私たちは『非行を行った,少年・少女の本音と希望を基に,再非行防止サポートを実施し, 再非行を減らし,笑顔を増やしたい』とのミッションの実現に向けて取り組んでいます。今回は私 たちの取組と,そこから見える少年非行の実情をお話しします。

 

【ビズワード】無投票当選

投稿日時:2015年04月07日 12:39

ビズデザイン代表の木村です。

2015年度が始まると同時に統一地方選挙も始まりました。
報道によると、3日に告示された41道府県議選では無投票当選の比率が過去最高の21.9%であったとのことです。香川県議選の高松市選挙区では15人の定数に対し同数の利候補者だったため全員が無投票当選。17政令市議選の無投票当選者数も17人いるそうです。

投票率の低さは、選挙のたびごとに大きな話題となりますが、無投票当選の実態についてはあまり大きな話題にはなっていないような気がします。

某県では、現職の県議が無投票当選となることを阻止しようと、当該選挙区内の現職市議が市議を辞して県議選出馬を表明したところ、現職県議が市議に鞍替えすることを表明して県議選に不出馬するということになりました。無投票当選はよくないと出馬した元市議が、結果的に無投票当選してしまうという事態になったわけです。無投票で市議と県議が入れ替わるという珍現象です。

どこにも不正はないし、政治家としての判断はそれぞれ尊重されるべきでしょう。法律が規定した条件を満たしているのですから、まぎれもなく「当選」です。でも、感覚的にはどうしてもモヤモヤが残ります。

信任を受ていけない「当選」だから無効だという人もいます。だから、立候補者が定数に満たない場合は信任投票すべきではないかとの意見もあります。しかし、それはできません。
ではどうすればよいのでしょうか。残念ながらわかりません。

ただ、民主主義が決して万能ではないということだけは改めてよくわかりました。民主主義には様々なロスや欠陥がある。よりよい世の中を構想するためには、まずそのことをよく理解することから始めなくてはならないなあと、このたび改めて思った次第です。

 

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