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【ビズワード】 至言

投稿日時:2014年12月16日 08:57

木村乃です。

物事の本質を見事に言い当ててた言葉を「至言」と言います。

財政学の大家であり、東京大学名誉教授でいらっしゃる神野直彦先生の言葉はまさに「至言」でした。

人間を「人口」と表現するようになってから、社会は人間を手段とみなすようになってしまった。政治は「正義」、社会「愛」、経済は「損得」である。しかし、人間を「人口」とみなす社会は、経済と同じく「損得」を本質としてしまった。いま一度、人間を目的とする社会を再構築しなくてはならない。

神野先生とは、私もファシリテーターとして参加した「21世紀かながわ円卓会議」(2014年9月20日開催)で初めてお会いしました。上記の「至言」は、この会議の総括の中で語られた言葉です。

私は常日頃、「人口減少、人口減少と、あたかもそれそのものが問題であるかのように語られるが、それは間違っている。人口減少を引き起こした原因が問題なのである。周りに人がいなくなって寂しいとか、不安だとか、ここで暮らしていても将来の展望が見えてこないとか、人々にそのような気持ちをもたせてしまっている原因に対してアプローチしなければ問題の解決には至らない。転入促進策、転出抑制策といった人口増加策を講じればそれでよいといものではない。」ということを主張している。そんな私にとって、神野先生の言葉はまさに“我が意を得たり”でした。

言葉に心を打たれるということは、そう何度もあることではありません。神野先生の短い言葉は、私にとってこれからの指針となる、まさに「至言」でした。

 

「地域コーディネーター育成研修」参加者募集!

投稿日時:2014年12月10日 12:00

弊社では、総務省から「地域コーディネーター育成研究事業」を受託し、実施運営をしております。

本日から、「地域コーディネーター育成研修」の参加者募集開始しました!

主に下記のような方が対象になります。

●自治体職員、商工団体、まちづくり会社・NPOなどで、地域活性に関わる業務に取り組まれている方

●地域活性化を応援する取り組みを応援する活用に必要なスキルを得たいと思われている方

●地方にUターンやIターンした方で、地域活性化に関わりたいと思われている方

今回の研修では、地域コーディネーターが活躍する先進3地域において、2泊3日での現地研修会、東京での研修会、研修報告会がセットになっています。

詳しくは、弊社の「地域コーディネーター育成研修」のページをご覧ください!

 

【ビズワード】大義

投稿日時:2014年12月03日 10:31

衆議院が解散し、昨日選挙が公示された。今回の解散は、「大義がない」とマスコミ等では議論されている。私の周りでも「意味のない選挙」という声も多い。今回の選挙が大義が「ある」のか、「ない」のかは、マスコミや評論家などが論じているので、ここでは触れないが、「大義」そのものについて、考えてみたい。

たい‐ぎ【大義】

人として守るべき道義。国家・君主への忠義、親への孝行など。「―に殉じる」

重要な意義。大切な事柄。「自由平等の―を説く」

出典:大辞泉

当然ながら辞書には、誰にとっての大義なのかは書かれていない。人によって、組織によって、今回の場合で言えば、政党によって、何が大義なのかは、違って当然である。政党が政策集団であるならば、同じ大義を持っていれば、同じ政党になっているはずである。当然ながら有権者(国民)にも一人一人の大切なこと(大義)があり、それに基づいて投票をすることになる。日本は民主主義の政治手法を採用しているため、民意で判断することになる。なので、最終的には選挙の結果を持って、どの政党が国民にとって大義があったと判断することになる。

これは政治に限ったことではないはずである。企業であれ、NPOであれ、“理念”という“大義”を持って事業活動を実施している。その大義がステークホルダーに伝わっているのか、いないのか、伝わっているが、理解されているのか、理解されていないのか、理解されるが、共感されるのか、されないのか、ということは、事業活動を継続していく上で、非常に重要である。以前、「伝え方が9割」という本がベストセラーになったが、大義そのものよりもコミュニケーションの手法に問題があるのかもしれない。

今回の選挙を参考にして、自らの組織を振り返るいい機会にしたいものですね。

 

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