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7月2日「ユリアゲナイト」@復興バー銀座店 開催のお知らせ

投稿日時:2014年06月17日 19:35

ビズデザイン代表の木村です。

私が明治大学商学部で担当している「旅おこしによる地域活性化実践」という授業の一環として、表題の通り「「ユリアゲナイト」@復興バー銀座店 」を開催することとなりました。

明治大学商学部と宮城県名取市の尚絅学院大学の学生、そして閖上(ゆりあげ)の小売店さんなどが現在営業している「閖上さいかい市場」さんのご協力を得て開催する復興支援イベントです。

以下は、学生からのメッセージです。お仕事のお帰りにでもぜひお立ち寄りください。

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7月2日(水) 17:00 - 22:00 復興バー銀座店 にて

〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目8番地17号

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名取市閖上を盛り上げる「旅おこし」の紹介と、閖上の名産を銀座でみなさんに楽しんでいただくため、「ユリアゲナイト」を開催します!

「旅おこし」とは明治大学と尚絅学院大学の学生を中心に組織された団体「名取・旅おこし講」による、旅を通じたまちおこしのことです。
震災により被災した閖上地区の共同体再生・維持を目的とし、そのために既存のいわゆる観光資源に依存した観光ではなく、地元の方々が心の底から親しみのある食べ物・遊び・場所・人などの「魅力」に着目した旅による地域おこしを実践しています。
昨年と今年の3月にはそうした「魅力」をまとめたツアーを開催し、仙台近郊や東京からお客様をお招きして、地元の方々と共にそうした「魅力」に触れる旅を楽しんでいただきました。

復興という観点だけでなく、地域おこしの取り組みとしての「旅おこし」に少しでも触れてみませんか?
また、東京で閖上の「魅力」味わってみませんか?
みなさまのお越しをお待ちしております!

http://on.fb.me/1ozUYJG

 

【ビズワード】批判的思考、論理的思考

投稿日時:2014年06月17日 11:28

「1+1=2」はこれ以外に正解のない等式ですか?

入学したての大学1年生を対象とする「基礎演習」という科目の初回の授業で必ずこう問いかけている。

すると、「田んぼの田です」とか「粘土で作った団子を2つ合わせたら1つの団子になるので答えは“1”になることもあります」とかいうカワイイ回答が出てくる。「1人では小さい力でも二人で協力すれば2人分以上の力が発揮されるので2以上になります」というイマドキの若者らしい情緒的な回答も出てくる。これらの回答は全部正解だといってもいい。

次に僕は条件を付ける。「これは国語の問題ではありません。算数、数学の問題です」。

すると、とたんに学生は黙り込んでしまう。商学部という文系学部の学生だからなのかもしれない。
僕が期待しているのは「2進法だと正解は“10”になる」という回答だ。
僕は「2進法ってわかる?」と問う。半分くらいの学生はポカンとしている。説明すればすぐに理解してくれるのだが、こんな基本的な算数の知識が大学入学までに備わっていないことは実に嘆かわしい。

それはともかく、授業の本題はそこから先にある。

「じゃあ、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9」以外にも数字があったとしたらどうなる?」と僕は問いかける。

例えば、「●(授業ではブタの顔を描く) “ブー”」、「▲(授業ではネコの顔を描く) “ニャン”」、「■(授業ではネズミの顔を描く) “チュー”」という数字が9の次に続いているとしよう、と提案する。

僕は黒板にりんごの絵を15個(これは10進法)描く。
「さあ、みんなで声を合わせて数えてみよう」。

すると、「9(キュウ)」とあとに続くのは「10(ジュウ)」ではなく「ブー(●)」。続いて「ニャン(▲)」、「チュウ(■)」となってしまい、学生は面白がる。日常的な数え方では13個目になってようやく「10(ジュウ)」になる。

この授業を通じて学生に伝えたいことは2つ。

一つは、「しっかりと確認もせずに、誰もが同じ常識のもとで物事を考えているという“思い込み”が誤った判断を招きかねない」ということ(「1+1=2」を10進法の等式だというのは単なる思い込みであるということ)。常に批判的思考を励行すべきということである。

いまひとつは「数学的思考、論理的思考を駆使すればこそ、新しい数字を発明できるほどの想像力、創造力が発揮できるのだ」ということ。感覚的、情緒的な発想にとどまっていては、そのような力は身につかない。

子どもじみた授業かもしれないが、これから高等教育を受ける学生にとっては、とても大事な思考法を学ぶ授業なのではないかと自負している。

 

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