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【ビズワード】文化としての人権

投稿日時:2014年05月27日 14:54

友田景です。

先週、専門学校で外国人の入学を拒否するニュースが大々的に報じられましたね。その後、学校は入学を認める方針に変更したようですが。

今年の3月には、Jリーグの浦和レッズのサポーターが「JAPANESE ONLY」という横断幕が掲げられた問題が起こり、Jリーグは、浦和レッズに対して、ホームゲームの1試合を無観客試合にする処分を下しました。

日本国内で珍しく、人権のニュースが続けて流れています。

社会的責任の国際規格であるISO26000では、7つの中核主題が定められていますが、その中で「人権」は「組織統治」の次である2番目に位置しています。掲載順位に明確な優位性はないのですが、欧米諸国で人権が重いテーマであることを含んだ結果だと考えています。

ですが、日本企業のCSRレポートを見ても人権に当てはまるページを見かけることがほとんどありません。日本では、人権問題が起きていないと考えるのか、起きていても企業にとって大きな問題ではないのか、それとも問題が起こっていても人権問題だと認識されていないのか。

東日本大震災の後にヨーロッパの友人から「福島の原発の問題は、人権問題である」と言われたことがあります。その理由は、強制的に避難されている人たちは、居住権の自由を奪われているというわけです。我々日本人の多くは環境問題と捉えて人権問題だと捉えている人はごく少数でしょう。

身近に起こっている人に関する問題は、人権に関わっているかもしれないという視点で物事を見てみると今とは少し違う景色になるのかもしれません。日本社会に人権が文化として根付くことはもう少し先の未来なのでしょうか。

 

【ビズワード】アンテナ

投稿日時:2014年05月13日 11:14

木村乃です。

先日、某市の職員研修で講師をさせていただいた。そのなかで「経営」という言葉の語彙を解説するにあたり、「英語表記すると“マネジメント”です。ドラッガーさんって名前くらいは聞いたことがあるでしょ?」と受講者に語りかけたところ、数人がポカンとした顔つきをしていたので、「『もしドラ』のドラッカーさんですよ。AKBの前田あっちゃん(敦子)が主演して映画化もされたでしょ?聞いたことありませんか?」と伺ったところ、約70名のうち5名ほどが「もしドラ」さえも「聞いたことがない」と仰った。連日のようにテレビ、ラジオ、雑誌、新聞で登場し、漫画家、テレビアニメ化、映画化までされた「もしドラ」のドラッカーである。

ある「知識」がないということは決して恥ずべきことではない。ある時、何かのきっかけで知ればそれでいい。しかし、凡そ知的生産活動に従事するオフィスワーカーとして「ドラッカー」という言葉(名前)を聞いたことがないというのはさすがに見過ごせない。十分に知りうる環境にありながら知ろうとする姿勢がなかったのではないか。あまりにも社会に対するアンテナが低すぎると言わざるを得ない。企業人であろうと公務員であろうと、せめて世の中で流行っている情報には敏感でありたいものである。

 

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