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【ビズワード】民主主義のコスト その2

投稿日時:2014年02月17日 17:26

友田景です。

3年と少し前に「民主主義のコスト」というタイトルのコラムを書いた。その際には、国会議員、地方議員の報酬について、記載した。今回は、選挙費用について考えてみたいと思う。

今月9日には東京都知事選挙が執行された。都知事選挙の1回の費用は約50億円と前回の選挙の平成24年11月の都議会の補正予算で示されている。ちなみに東京都はこの3年間で、3回の都知事選挙を実施しており、130億円の税金を投入している(うち1回は衆議院議員選挙と同日であったため約30億円だった)。通常であれば、4年に1度50億円であるところが、2度現職が辞職し、3回の選挙を実施したことにより、130億円に膨れ上がっている。

若年者雇用対策(26億円)+障害者雇用対策(15億円)=41億円

中小企業の経営安定化支援(43億円)

上記は、東京都が平成25年度の予算編成の時に示している重点施策の一部である。都知事選挙は、施策のひとつよりも多い税金が投入されていることになる。だが、既に報道されている通り、都知事選挙の投票率は46.14%と前回の62.60%を大きく下回った。過半数を下回る投票率だが、選挙結果によって、民意が示されたと判断され、新しい知事の基で施策が実行されていく。

来月には形は違えど、大阪市では、任期途中の首長の辞職によって、市長選挙が執行される。奇しくも東西の大都市で起きる首長選挙は、民主主義という税金の使い方、使われ方を選ぶ側(有権者)、選ばれる側(立候補者)、応援する側(政党)が、いま一度、再考するときにきているのではないだろうか。

 

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