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【ビズワード】義理人情~商店街の存立基盤

投稿日時:2013年08月20日 09:00

ビズデザイン代表の木村です。

これまで横浜、横須賀、町田などのまちでいくつもの商店街活性化をお手伝いしてきました。

そうした経験から私は商店街の本質が「義理人情」にあると思うに至りました。

かつて、地域の商店街では商店街内部での相互の消費が盛んにおこなわれていました。そこには「義理人情」がありました。例えば、店の前を通り過ぎようとするとき店主や従業員と目があったら、用もないの店に入って会話をし、何か買わずには帰れない。そういう「義理人情」によって成立していたのでした。ある商店街の方はこれを「義理買い」と表現していました。商品力、価格競争力といった合理ではなく、義理人情という実に不合理こそが地域の商店街の存立基盤にあったのです。

でも、そこには少しの合理もありました。それは商人だからこそ知っている専門知識に基づく暮らしの知恵を会話の中から得ることができたということです。大人も子どもも商店街で多くのことを学んできました。商店街は地域の学校でもあったわけです。古い映画やドラマではそうしたほほえましい様子がたくさん描かれています。

世の中がどんどん合理を追及するようになってからは、商店街が単なる「商品と金の交換の場」になってしまいました。こうなってしまっては、大型店やチェーン店には勝てません。そもそも基礎体力の乏しい零細の商店主に「マーケティングをせよ」と言っても無理なのです。

地域の商店街は、「義理人情」が大切にされる地域社会を再生することでしか生き残れないと思います。商店街の再生を単に商業課題としてとらえていては不十分なのです。商店街の再生は地域社会の再生そのものです。

それが私の仮説です。

 

若年者の自立に関する調査報告―町田市

投稿日時:2013年08月20日 05:20

木村 祐子です。

昨年度、弊社にて町田市保健所の「若年者の自立に関する調査」のお手伝いをさせていただきましたが、この度その調査結果が市のホームページにて公表されました。

「若年者の自立に関する調査報告 ~ひきこもる若者たちを地域で支えるために~」

調査の実施、分析にあたっては、約1年間、検討会のメンバーや保健所職員の方々と議論し、検討を重ねました。町田市保健所では、10年以上にわたってひきこもりの状態にある若者や家族の支援を行っていますが、現場で支援にあたられている保健師の方々の思いをお聞きすることができ、貴重な経験をさせていただきました。

調査結果については報告書をご覧いただきたいと思いますが、市民生活の中で「ひきこもり」が身近な状況であることがわかり、ひきこもりの若者を社会的に支援していくこと、地域の中で支えていくことについて、市民の理解が進んでいることが把握できました。

「ひきこもり」の長期化、高齢化の実態が浮き彫りになり、改めて早期支援の必要性が確認できました。

また「ひきこもり」の状況ではなくても、「困った時に相談できる人がいない」「安心できる居場所がない」という市民の状況が把握でき、社会的孤立の問題を改めて考えさせられました。

町田市では、昨年度から市の5ヵ年計画の重点事業として「ひきこもり者支援体制推進事業」に取り組んでいます。同市は福祉のまちづくりや市民協働など、全国に先駆けて新しい課題に取り組んできた地域ですが、この「ひきこもり」の課題についても、今後行政、市民が若者に寄り添い、支えていく新しい取組が展開されることを期待したいと思います。

本調査結果については、ダイヤモンドオンライン、タウンニュースでも取り上げられています。

ダイヤモンドオンライン【第159回】 201374日 「引きこもり」するオトナたち(ジャーナリスト・池上正樹氏)

タウンニュース 町田版

 

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