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【ビズワード】組織か人か。インターネット選挙運動解禁の意味

投稿日時:2013年07月12日 09:00

友田景です。

参議院議員選挙の投票日が今週末に迫っている。自民党が大勝して、再び政権交代が起こった前回の衆議院議員選挙は過去最低の投票率たった。しかも選挙区では無効票が過去最高だったという残念なニュースがあった。これは政治への無関心層や諦め層が広がり、誰も投票したい人が見当たらない結果だと考えている。

『投票率最低なのに…選挙区の無効票「過去最高」』 (朝日新聞)

公職選挙法の改正により、今回の選挙からインターネットによる選挙運動が解禁され、投票率の向上が期待されているが、私は懐疑的に見ている。このままでは、参議院選挙の過去最低の投票率となった95年の44.52%に迫るのではないかと懸念している。

【参院選2013】ネット選挙開始 何ができる? (Yahoo!みんなの政治)

その理由は、今回もニュースなど報道を見れば、与党の圧勝が予想されており、そして、その内容が与党の信認投票の形で世論形成をされているからである。投票者が政党(組織)への賛否により投票行動をするとなると、どのような人物が立候補しているのか無視されることとなる。これは大きな問題であると感じている。

政党が示す政策はもちろん重要だと感じている。だが、市議会議員として末端の政治の現場を体験した身としては、それ以上にどういう人物が議員になるのかがより重要だと感じるからである。政治のレベルは議員が決めると言っても過言ではないと感じている。その理由は、選挙で訴えた政策という大きな方向性の中で、官僚(公務員)と渡り合い、実際に動かしていくのは、その選ばれた議員自身だからである。その人に能力がなれけば、いくら素晴らしい絵(政策)を書けたところで、絵に描いた餅になってしまう。絵に描いた餅にしないためには、その実行者の資質が問われる。

先述のとおり、インターネットによる選挙運動が可能となった。是非、皆さんには政党の発信だけでなく、立候補者の発信を確認頂き、その人物の資質を確かめた上で、投票して頂きたい。それこそが、インターネットによる選挙活動を解禁し、有権者が候補者を見極め、投票によって的確に民意を伝えることができる民主主義の理念に近づくはずだからである。

 

青山学院大学院でのSROIについての講演が掲載

投稿日時:2013年07月11日 08:27

友田景です。

先月、青山学院大学院(ビジネススクール)の国際マネジメント研究科の授業である「地域活性化のマーケティング」において、講演させて頂いた様子が、大学院のwebサイトにて紹介されました。

イベントレポート「地域活性化のマーケティング」授業内講演の報告【最終更新日: 2013/07/10】
2013.7.16現在では、新着から2番目の記事になっています。

ご紹介されているとおり、SROI(社会的投資収益率)についての内容で、日本マイクロソフトの東北UPプログラムや野村総合研究所と共に取り組んだ厚生労働省の生活安心創造事業での評価についてご紹介しながらSROIの有用性について、お話させて頂きました。

今後もSROIの認知を広げていくためにも各所でお話させて頂きたいと考えています。ご興味があれば、お気軽にお声掛け下さい!

 

流通科学大学「流通科学研究所」の客員研究員に就任しました。

投稿日時:2013年07月06日 14:36

友田景です。

この度、母校である流通科学大学の「流通科学研究所」の客員研究員に就任いたしました。今後は、実務面だけでなく、アカデミックな側面からもソーシャルビジネス、CSR、地域活性化などにアプローチしていきたいと思っています。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

【ビズワード】もうひとつのホスト意識

投稿日時:2013年07月01日 10:00

木村乃です。

ビジネスに会議はつきものです。会議には「ホスト」が必要です。誰かがその打合せ、会議の主宰者として進行の役割を果たす必要があります。そういう役割をもつ人を「ホスト」と言います。ホスト役であるべき人がその意識をもっていないと会議がうまく進行しません。論点が散漫になり、無駄な時間を過ごすことになってしまいます。議題と着地点を常に意識した円滑な進行を采配する意識、つまりホスト意識を心がけなければなりません。

さて、今日はこれとは少し違う「もうひとつのホスト意識」について書きたいと思います。

私は仕事がら公式の審議会や会議に参加することが多くあります。ホストは委嘱を受けた「委員長」「会長」のはずです。しかし、多くの場合、ホスト意識をより強くもっているのは事務局を務める役所の担当者であるように感じます。「委員長」「会長」は淡々と進行をしているだけのようなケースが多くあります。そこにホスト意識を感じることはあまりありません。これはなぜなのでしょうか。

その疑問が最近ようやく溶けてきました。それは会議の場所に関係しているようです。審議会などの会議は市役所など公共の会議室で開催されるのが通例です。そこは職員の皆さんの職場でもあります。その意味では「ホスト」側なのです。「会長」や「委員長」はよそからやってきた人です。その意味では「ホスト」意識が希薄で、むしろ「ゲスト」意識が強いものと思われます。

現在、あるまちで市内商店街の若手事業者らと活性化について定期的にミーティングをもっているのですが、その会場を当初は公共の会議室としていました。会議の進行は私が勤めていますが、「私」対「参加者」という構図(利害対立しているという意味ではないです)になっていました。そこで、ある時から、会場を参加メンバーのお店を巡回する方法に変えてみました。すると、会場のオーナーである参加者の「ホスト意識」が目覚ましく発揮されることに気が付きました。テーブルのセッティング、お茶の準備はもちろんのこと、それまでよりは明らかに発言も多くなりました。どのお店に変えても同じような現象が起こります。会場のオーナーだけではありません。他のメンバーの様子もみるみる変化しました。ホスト側の意識になっていったと感じます。進行役、つまりホストはあいかわらず私なのですが、、「私」対「参加者」という構図はもはやなくなっています。

議長や進行役がホスト意識を強くもつべきことは当然です。しかしそれだけでは「ホスト対ゲスト」の構図から抜け出すことはできません。会議、ミーティングを活発にするためには、「会場をどこにするか」ということも大変重要な要素なのです。私は身をもってそのことを実感しています。

 

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