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【ビズワード】大阪都構想に暴論を投げかけてみる。

投稿日時:2012年01月17日 17:38

大阪在住、東京在勤の友田景です。

今日は、「大阪都構想に暴論を投げかけてみる」。半分真面目に半分冗談で。

前置きをしておくが、僕は橋下市長の姿勢には感服している。
その熱意、行動力には元議員の政治家として尊敬の念を抱いている。

ただ、その政策や手法については、懐疑的に見ている。
本当にその選択がいいのかは直感的に疑問符が残る。
そんな取り留めもないモヤモヤした思いを書いてみる。

動き出した大阪都構想。
第一弾は、大阪市24区の区長公募だ。

報道によるとはるかに予想を超える応募があったそうで。
何しろ僕の近親者も応募したくらいだから(笑)。

区長公募で狙うのは、「優秀な人材を登用したが、現行制度では機能しない」という
大阪都構想を実現化するためのステップだと複数の関係者が話している。

この大阪都構想に何より疑問を感じるのは、
規模による解決を図ろうとしているように感じるからだ。

ロンドンや上海の例が橋下市長から出るが、明らかに東京がモデルだ。
大阪が、東京みたいになるのか。なりたいのか。なれるのか。僕はなって欲しくない。

東京をモデルとした大都市(政令市)はことごとく失敗している。大阪はイチ地方だ。東京に来ると強く実感する。その前提がある限り、東京にはなれない。

まぁ、大阪都構想で、その前提をひっくり返すということなのかもしれないが、あまり現実味を感じない。

改めて調べてみてびっくりした。
ここ30年大阪市の人口はほぼ横ばい。僕が生まれたころから増えも減りもしていない。かなり高齢化は進んでいるが。
今後は、日本の他都市と変わらず急激に人口減少が予測されている。

官であっても民であっても身の丈にあった経営をすることが何より大事だと思っている。
これまでの行政経営の間違いは、規模を拡大もしくは維持しようとしたことにないか。

人口7.5万人の某自治体では、直近10年で人口が5千人も減少しているのにもかかわらず、
総合計画で、10年後に人口が8万人になる計画を平気で作っている。
人口予測との比較すれば、10年後には1万人の差が出る。

これだけ既に人口が減っていてもダウンサイズを是しとしない姿勢が明らかである。
そうなれば、施設の整備計画やすべてがオーバースペックになってくる。
予算は減らない。もちろん行政マンも減らない。それでは、財政赤字もよくならない。

大きくなることが本当に幸せなのか、もう一度ちゃんと考えた方がいい。

メガバンクは合併していい銀行になったか?
お客は喜んだか?銀行マンは幸せになったか?
合併しないと本当に生き残れなかったのか?

人口減少をちゃんと真剣に考えて、どうせ大阪市を分けるなら
政令市をやめて、いくつかの中核市や特例市に分けることだって考えてもいいかもしれない。

淀川区、東淀川区、西淀川区は、淀川市とか。
東大阪市に対して、西大阪市とか。

広域的な部分は、大阪府が引き取りますよと。
これで実質的に大阪都構想と一緒だったりするのは気のせいか。

気のせいじゃないにしても、それじゃあ、ネガティブなイメージが強くて、
いくら橋下さんでも選挙に通らないだろうなー。

人口減少とダウンサイジングのネガティブイメージと本気で向き合わないと体制を変えても
次の展開には進まないと感じる。年金問題もまさしくこれやね。

そういえば、コラムニストの小田嶋隆氏が「改革病にかかっていないか!?」と
経済学者の田中秀臣氏の指摘を紹介していたのを思い出した。
詳しくは、こちらこちらを見て頂きたい。

うん。うん。と納得することが多い。

 

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