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釜石のまちを歩いた~復興はまだ先~

投稿日時:2012年10月04日 15:23

友田景です。

先月頭に釜石を訪問しました。普段は関西に住んでいる身としては、仕事以外でなかなか東北まで足を運ぶことができなく、今回が、大震災後に初となる東北訪問でした。今回の目的は、復興支援事業の第三者評価を行うためです。

日本マイクロソフト株式会社は、被災地支援事業の一環として、NPO法人育て上げネットと協働でICT スキル習得を通して就労機会の拡大を支援する東北UPプロジェクトを実施しております。そのプロジェクトの社会的価値(SROI)を測定する第三者評価業務の一環で、現地でICTスキル講座を受講したステークホルダーから生の声を聞くためにインタビューを行いました。

ハローワークに足を運び、求人状況の確認をしましたが、建設関係や介護関係の仕事の求人は多いものの正直、事務職などのPC作業が必要となる仕事は少なかったです。県の労働局がハローワークでアンケート調査をやっており、生活再建のための仕事の状況を調べていました。はやりこの辺りは県としても力を入れているようです。

車で市街地だった場所を走りましたが、ビルの2階途中(約6~7m)まで津波が来たことがよくわかりました。壊れたビルがぽつぽつ残っているだけで、基本的に瓦礫はすべて撤去されており、基礎のコンクリートだけが残されている土地がほとんどでした。やはり一度は自分の目で見ておくべきだと改めて感じました。津波の威力が今でも十分に理解できます。

市役所には津波で使った場所を示された模型が置かれていましたが、沿岸部はほとんど浸かったことがよくわかりました。ここにまた建物を建てるのかは難しい判断だと思います。土地に対する思い入れは、人によって様々ですから。

復興と言っても建物を建てるだけではないのですが、ここにあったものを建設するだけでもまだまだ多くの時間がかかります。一度なくなった建物は元通りになるのではなく、阪神大震災でまちが丸ごと燃えてなくなってしまった神戸市の長田のように新しいまちができるのでしょう。それまでは少しでもしっかりと支援をしていきたいと思いを新たにしました。

 

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