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テニスと仕事(経営)の類似点

投稿日時:2012年09月20日 16:45

友田景です。久しぶりの投稿になります。

元々は、テニスのインストラクターとして社会人生活を始めました。運動不足からくる体重増加や体調不良を改善するため半年ほど前からテニスを再開し、毎週のようにコンスタントにラケットを握っています。テニスを再開して、再確認したことがあります。

テニスは、

ショットがよくて、三流。
ポジションがよくて、二流。
ショットの選択肢がよくて、一流。

です。

これは、あくまでもアマチュアレベルでの話で、草トーナメントや市民大会などで、優勝するようなレベルです。そもそも一流のアマチュアとかあるのかって話ですが(笑)。
(その辺は深く突っ込まないでください)

よくフォアハンドが上手いとかサービスがいい人がいます。(←これが三流)ただ単発だと慣れてくるとすぐ返されてしまいます。それにアマチュアでは、そうそう何本もエースは取れません。
特にダブルスだとコートに2人いるので、お互いのポジションがよければ、たいていのボールには届きます。だからこそ毎回の相手がどんなボールを打ってくるのかを予測して、ポジショニングをするが大切です。(←これが二流)
ポジショニングがいい相手には、その中でもどこが弱点か見つけて(判断)、そこをちゃんと攻められる選択をしないと勝てない。「今は守るとき?それもと攻めるとき?」その状況判断とショットの選択が大事です。(←これが一流)これを1試合通じて間違えない人は、なかなかお目に掛かれません。僕自身も「今のはそこ打つんじゃなかった」と振り返る場面は多々あります。

ショットが上手くてもポジションやショットの選択が悪くて勝てない。そんな人をよく見かけます。僕はひとつひとつのショットは大したことないですが、自分よりもいいショットを打つ人に勝てることが多いです。
だけど、多くの人はショットに拘っているようで、ショットの打ち方の話になっても、ポジションのことや状況判断の話になることはほとんどありません。キレイなショットを打つことに美学を感じているようです。
「この人ショットは上手いのに、それじゃあ、勝てないよねー」と思ってしまう人は多いです。

15年ほど前(大学生の頃)、アルバイトコーチをしているときに一緒に試合をしている先輩から「なんで今ここにいるの?」「なんでそこに打ったの?」とポイントを失う度に指摘されました。ただ、ショットのミスで指摘されたことはほとんどありません。「プロだってミスショットをする。だから試合では気にするな。ただ試合に勝ちたかったら、本能のままにテニスをするんじゃなくて、ちゃんと組み立てを考えろ」と何度も教えられました。だから僕のテニス(プレースタイル)は学生時代と社会人になってからでは随分と変わりました。

仕事にも共通する部分があるなと思って、置き換えると・・・
ストロークやボレーなどの各ショットは、職務において身に付けるスキル(エクセルとかプレゼンとか)。
ポジショニングは、準備。
選択肢は、判断。

若手はまず何より仕事で使えるスキルを身に付けないといけません。
次に、TPOに合わせた準備を徹底する。例えば、同じ話をするときでも、相手が若者と高齢者では、見せる資料が変わってくると思います。
そして、仕事では、その場その場で、即断即決の状況判断をしていかないとビジネスのスピードに乗り遅れてしまいます。

経営者に求められる要素が、的確な判断と適切な手段の選択ということがよくわかります。
テニスの試合で勝つためにも、ビジネスの世界で生き抜くためにもその時、その時の選択が大事だということです。そのためには、適切な選択肢を用意できる環境にしておかなければなりません。選択肢がひとつしかなければ、それを選ぶことしかできないわけですから。

言い換えれば、選択肢を増やすために個々のスキルを磨くことは大切です。ただそれは、常に適切な選択を行える材料を揃えるためであり、判断を間違えないようにするためです。だからこそビジネスパーソンは、スキルを磨くことよりも準備や判断力を磨くことに時間をかけるべきだと思うわけです。

余談ですが、だから僕はテニスのときに「ナイスショット!」と言われるよりも「今のショットの選択肢はよかった!」と言われる方がうれしいです(笑)

 

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