HOME > スタッフ・ブログ 「世遊綽々」 > » 【ビズワード】企業は誰のもの?ステークホルダーエンゲージメントを考える。

スタッフ・ブログ

【ビズワード】企業は誰のもの?ステークホルダーエンゲージメントを考える。

投稿日時:2011年11月28日 22:08

友田景です。

最近、「横文字が多すぎて、意味がわからないことが多いなぁ」と感じます。自分も時々無意識に横文字を使ってしまい反省することも多々あります。という弊社の社名も横文字なんですが・・・。

CSRを取り組んでいる中で、よくわからない横文字のひとつが、ISO26000にある「ステークホルダーエンゲージメント(stakeholder engagement)」という言葉だと思います。『日本語訳 ISO26000社会的責任に関する手引』(ISO/SR国内委員会監修)では、「組織の決定に関する基本情報を提供する目的で、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動」と説明されています。なかなか難しい説明で、これだとステークホルダーダイアログ(利害関係者との対話)じゃないのと思ってしまいます。

僕の個人的な解釈では、「エンゲージメント」の和訳は「婚約」。なので、『ステークホルダーエンゲージメント』は、「利害関係者と手をつないで一緒にやっていこうという約束であり、その行動」なんだと思っています。

CSRで植林活動をされているある企業の社員が、「大して意味のないことにお金を使って、そんなことなら俺のボーナスを増やしてくれ」と言っていたのが印象的でした。社員に納得感がないんですね。CSRの部署が勝手にやっていると思っているわけです。今、話題になっている某精密機器メーカーのM&Aに関わる会計の不正計上問題は、仮にコンプライアンス上の問題がなくとも社員から「そんなわけのわからないところへ多額の投資して・・・」と思われていたはずです。

前回のメルマガでご案内した世遊名人対談で、株式会社リバックスは社員をパートナーと位置づけおられ、それはリバックス社のWebサイトに公表されています。社員が納得する形でないと事業は前には進んでいかない。「会社の成長のベクトルを定め、次のステージに上がるためには、社員をパートナーとして一緒になって事業を進めていくことが、今一番求められていると感じています。」と赤澤社長は、対談の中でも話されていました。

社員をはじめとするステークホルダーが納得して、同じ方向を向いて一緒に取り組んでいく。ステークホルダーの納得感がステークホルダーエンゲージメントの大前提なんだと考えます。社員が、「うちの会社は・・・」と、ちょっと自慢したくなるようなCSRがいいCSRだと思います。

 

コメントをどうぞ

このぺージのTOPへ

 RSS

スタッフ・ブログ 「世遊綽々」
Powered by WordPress