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投稿日時:2010年08月24日 11:08
春から夏に掛けて、「地域力」と名の付くフォーラムと勉強会に出た。
「●●力」という言葉が流行なのか、「人間力」、「営業力」などよく耳にする気がする。
地域力とは、わかるようで、よくわからない言葉だ。
地域の力とは何なのか?
勉強会で、総務省地域力創造グループの椎川審議官は、
地域力とは『資源力(文化力)×人間力』と私見を述べられていた。
確かにそういう考え方もあるなと思うわけで。
詳しくはこちらを参照。
私の考える地域力とはシンプルで、『コミュニケーションの量と質』という仮説を持っている。
その地域内で、その地域と他の地域で、どれだけのコミュニケーションが行われているか、
その内容の深さはどうかが、地域力を示す物差しになると考えいる。
例えば、都心部のマンションでは隣に住んでいる人さえ知らないことや、
単に頭を下げて挨拶をするだけの関係も多々ありますよね。
他の地域とのコミュニケーションは多くても都心のそういう場所では、
実は、地域力って低いんじゃないのと思います。
逆に田舎は、地域みんなが参加するお祭りがあったり、近所づきあいがちゃんと残っているので、
地域内のコミュニケーションは多い。だが地域外とのコミュニケーションは少ない。とか。
阪神大震災で驚くべきデータがあります。
救助された人のうち、消防や自衛隊などの公の機関で救出された人は、たった3%。
残りの97%は自力または地域住民などで救出されたと聞きました。
阪神大震災の場合は、大規模な火事が起こったので、公的な救助活動が送れたことも起因しているようですが。
「災害時は小学校などの避難所へ」とよくアナウンスされていますが、
避難所に人が集まっている地域ほど被害率は高かったようです。
「となりのおばあちゃんは大丈夫かな!?」と思って、隣近所を気遣っている地域ほど救出率は高いのです。
これって普段からのコミュニケーションがあるから起こる行動であって、「地域力」って言えるものだと思います。
話は変わりますが、地域活性化としてイベントをすることがよく見受けられますが、
コミュニケーションの観点から見ると一時的には量が増えても一気になくなってしまう。
なので、イベント疲れをしてしまうことがよくあるようですね。
継続的にコミュニケーションの量を増やしていく仕組みを考えないと
イベントは、単なる打ち上げ花火で終わってしまいます。
また、過日、対談した若者支援をしている工藤啓氏は、「コミュニケーションはまず量を意識する」と
話しておられましたが、まさにその通りだと感じています。
僕自身もあまり無駄話をしない方なので、コミュニケーションの量を意識するとと自省を込めて書いています。
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