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【ビズマガ連動】ドロップアウト

投稿日時:2010年05月25日 11:27

木村 乃です。

僕は16年前に株式会社野村総合研究所(NRI)をドロップアウトした。在籍期間はわずか6年足らずだった。そして今、NRIから多数の業務をいただいている。OBの方々とのお付き合いも少なくない。また、僕は今、株式会社リクルートのじゃらんリサーチセンターで客員研究員をしているが、そのご縁もあって、同社のOB人材と出会うことが多い。

いずれにも共通しているのは、ドロップアウトした人材に対して、とても鷹揚な受け入れ態度をとってくれるという企業風土だ。考えてみれば合理的な話ではある。同じ釜の飯を食ったことのある者同士。コミュニケーションのロスも少ない。スキルも共有できている。

一昨年まで在籍した神奈川県三浦市役所で取り組んでいた行革の指針「行政革命戦略 5つの宣言」では、次のような目標を掲げた。「市役所の外部で実力とモラールを高く評価される職員が大勢いる」。有能な市職員にはぜひドロップアウトしてもらい、民間での経験を積み、人脈を形成してもらってから市行政に協力してもらう方が、よほど市政の役に立つのではないかとの思いを密かに込めた目標だった。

企業はドロップアウト人材にもっともっと目を向けた方がいい。鷹揚に受け入れ、コラボレーション機会を増やすといい。同じ釜の飯を食った仲間や先輩、後輩のためだと思えば、より一層役立ちたいという気持ちが湧いてくるものである。

 

コメント / トラックバック 2 件

  1. 小林 野武夫 より:

    私の職場(某市企業誘致担当)では、3年位前から、JICAでボランティアをしていた方が、続々入って来る。皆、海外で孤軍奮闘してきた経験を持っており、とてもバイタリティあふれる方たちばかりだ。これがとても職場にカツを入れてくれる。残念ながら、JICAボランティア達は、日本に戻ってから受け入れてくれるところが少ない。こういう方たちをドロップアウトさせてはならない…と思う。

  2. admin より:

    小林さん。コメントありがとう。
    そう、ドロップアウトさせることと、することとは全く意味が違いますね。昨日、NRI時代の上司と一杯やったのですが、この話題をしたとき、「個人が重視される会社」と「組織が重視される会社」の違いが、ドロップアウトに対する認識の違いに表れる、といったお話をお聞きしました。たしかにそうですね。小林さんの職場はどうですか?

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