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沖縄・那覇出張⑤ ~ チャンプルー文化

投稿日時:2009年07月05日 08:05

琉球ガラス村いとまん窯は、シーサー等の焼き物やガラス工芸を体験できる沖縄観光の人気スポットのひとつらしい。

   

以前から何となく感じていたことなのだが、沖縄の文化というのはとても歴史的深みを観じさせながらも、その内容をつぶさにみるとどこかモダンな感じがする。例えば、郷土料理のゴーヤチャンプルではスパム(塩漬けポーク缶/ランチョンミート)を使う。米軍占領下で普及したこの食材を見事に「文化」というレベルにまで溶け込ませている。アロハシャツを沖縄シャツとして普及させ、「かりゆし(ウェア)」として定着させてきたことにも共通する。耳学問では知っていた「チャンプルー文化」の意味を実感した。沖縄のガラス工芸は明治時代に始まったらしいが、今のスタイルになったのは戦後のことだという。米兵が捨ててしまうコーラやビールの空き瓶を再利用することから始まったそうだ。琉球ガラス村にも廃瓶素材でつくった作品が展示されていた。文字通りチャンプルー文化だ。チャンプルー文化を培う土壌は沖縄人の寛容さだろう。この寛容さは他地域に対しても発揮される。沖縄ガラス工芸はいまやベトナムにも広まりつつある。ノウハウの海外移転である。琉球ガラス村ではベトナムで制作された作品もたくさん販売されていた。ところで、ガラス工芸品は色によって価格が違うという。赤色を出すのはとても難しいらしく価格が高い。こういう話を伺うと、職人さんが汗を流しながら作業している姿が目に浮かんでくる。

   

   オレンジ(赤)の方が300円ほど高い。

 

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