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投稿日時:2009年04月23日 16:46
4日前に「幻夜」を読了した。「白夜行」の興奮がよみがえる、というキャッチフレーズは嘘ではなかった。それどころか、読了したあとに、じわじわとやってくる何かがある。「白夜行」の雪穂。あんたはまたもやこんなことを!こんなに邪悪な人間がこの世にいてもいいのだろうか。このノワールな感じはまだまだあとを引きそうである。そして・・・、「流星の絆」を昨日読了した。東野圭吾、おまえもか!?とがっかりさせられた。話はたしかにおもしろい。だが、その筆致は明らかにテレビドラマ化を予定したものだ。手紙、白夜行、幻夜、容疑者Xの献身・・・にみられる緊張感が感じられない。東野作品にはかなりたくさんの仕掛けがちりばめられている。それらがクライマックスになって次々とつながっていく。だから、読みながら、「あれ、これってあのときの・・」と思い出し、ページを振り返ることもしばしばである。そしてパズルのピースを再発見したときに「あっ」という気分にさせられる。それが何ともおもしろいのだが、残念ながら「流星の絆」にはそれがあまりなかった。他の力作が2000ピース以上のジグゾーパズルだとすると、「流星の絆」は100ピースくらいの小学生向けという感じか。・・・といいながら、いまだに止まらない東野圭吾。昨日は横浜・関内で「魔球」を購入。もう半分読んだ。今のところ、かなりおもしろい。
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