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投稿日時:2009年01月14日 11:00
昨夜(1/13)、某市の公立病院院長と小児科の先生(医師。ちなみに女医さん。)と某市職員と一杯やった。話題は「Triple P」をいかに導入・普及させるかということ。トリプルP(PPP)とは、Positive Parenting Program という意味、NPO法人トリプルPジャパンによると、日本では「前向き子育てプログラム」と呼ぶのだそうだ。認知行動療法に基づく子育てマニュアルみたいなものである。もっとも、「マニュアル」という表現は適切ではない。このプログラムはあくまでも「親の子育ての力を伸ばす(自己統制)」ことを目指すものであり、最適な子育て方法は自分自身で見いだしていかなくてはいけない。「こうやれば、こうなりますよ」式のマニュアルではないようだ。トリプルPでは我が子と自分自身を振り返り、また身の回りの環境を観察するうえでのいくつかの5つの原則が示されている。そして問題を発見したり、可能性を見いだしたりするうえでの17の技術が示されている。親にこの技術も身につけてもらうのがトリプルPのひとつの目標である。ビジネスやスポーツにおけるコーチングに近いメソッドだと思う。このトリプルPというプログラムを地域で子育て中のすべてのお母さんやお父さんに学んでもらうにはどういう戦略で臨むべきか、という話題が昨夜の酒の肴だったのだ。小児科の先生は「2~3分の診察で治療方針を示して処方箋を書くということだけでいいのだろうか」、「小児科医として、ただ医学的に病気を治すということだけに終始していていいのだろうか」という問題意識を語ってくれた。“志”というのは、こういう言葉で示される。医学部のあり方、大学病院のあり方、医局と医局員との関係のあり方など、様々な意見交換をした。ぼく自身、まだトリプルPのことを十分に理解してはいないので、これをどんどん推し進めていくのが本当によいことなのかどうかはわからない。ただ、“志”をもつ医師が熱心に語っているのを聞いていると、どうしても応援したくなる。それにしても、今年ははじまって早々、お医者さんとのおつきあいが続いた。医療をめぐる社会状況の激変がこういうかたちでぼくにも伝わってきているのかな、と思った。
2009 年 1 月 18 日 8:53 PM
先日はトリプルPにいて沢山、聞いてもらい、アドバイスいただきましてありがとうございます。Parenting programは1970年代よりすでに様々なタイプのものが日本にも紹介されています。如何に子どもと向き合うか、その本質が少しでも押さえられると子育ては数段楽しく、さらに実りの多いものになります。今後も、トリプルPの認知度を高める活動をしていき、子どもたちと彼らと共に生きる大人たちをも輝かせていくようなネットワーク作りをしていきたいです。
2009 年 1 月 18 日 10:33 PM
「小児科医」さん。コメントをありがとうございます。
「医は仁術」ですね。「医療」「医学」と表現したとたんに「心」が見えにくくなるような気がします。小児科のお医者さんが、子育てを応援することに情熱を注がれる姿には、多くのお母さん、お父さん方に希望を与えることでしょう。微力ながらぼくも応援させていただきます。