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投稿日時:2009年07月05日 23:40
「沖縄・那覇出張①」(7/1)も書いたとおり沖縄の土を踏んだのは先日が初めてだった。ところが、長嶺さん(株式会社パム代表取締役)によると、「木村さんは沖縄のことに詳しい」そうだ。ぼくと沖縄との縁はほとんどないのだが、1972年の本土返還はニュースで大々的に報道していたのを当時小学校低学年ながらよく記憶している。当時の内閣総理大臣・佐藤栄作が1975年に国民葬になったことも、小学校の国旗・校旗が半旗となったイメージとともに鮮明に記憶している。田中星児が「ビューティフル・サンデー」をヒットさせたことでも有名なTBS系の朝番組「おはよう720」(後に「おはよう700」)で、沖縄での自動車交通が左側通行に切り替わる瞬間映像を登校前に観た記憶もある。この話では長嶺さんとちょっと盛り上がった。大学生の頃、灰谷健次郎作品にはまっていたことがある。「太陽の子」、「兎の目」。。。沖縄を題材にした作品が多かったことも、ぼくの中での沖縄への親近感の一因になっているだろう。ダイビング好きでしょっちゅう石垣島に行っている知人にいただいた「石垣ラー油」(写真右)が我が家の冷蔵庫の中にある。自称・ロッカーのぼくにとって、中川敬率いる「Soul Flower Union」が「嘉納昌吉とチャンプルーズ」とのジョイントで「騒乱節」(アルバム「Rainbow Movement」写真中)を歌ったことは衝撃的な記憶として残っている。ちなみに女房は那覇市内で暮らしたことがある。義弟は沖縄生まれだ。そういう耳学問やちょっとした縁があったせいで「木村さんは沖縄のことに詳しい」ということになった。でも、百聞は一見に如かず。首里城だとか、美ら海水族館だとかの主な観光地はほとんど回っていない今回の出張だったが、初めての沖縄は鮮烈なイメージをもってぼくを捉えて離さない。観光地ではないところにこそ見所、感じどころがたくさんあるのだ。
投稿日時:2009年07月05日 23:33
6/30の夜は沖縄料理の居酒屋で泡盛をいただきながら、腹いっぱいごちそうになった。ラフテー、てびち、ジーマミー豆腐、島らっきょう、ヒラヤーチー等々。この日のお昼に沖縄そばをいただいたときに覚えたばかりの「こーれーぐぅーす」をヒラヤーチーにかけて食べていたら、「え~っ!」と言われた。辛いモノ好きなんだからいいでしょ?そして、なんと言っても圧巻かつ超美味だったのが「いかすみジューシー」(写真左)。これはうまかった。翌日、港のそばを車で走っているとき「あそこはてびちがうまいと評判の店だ。観光客もよく来ている」と教えていただいたのが「嶺吉食堂」(写真中)。走行中車内からパチリ。次回訪沖のときはぜひ言ってみよう。それにしても沖縄では豚をよく食べる。昔は各家庭に豚を飼っていたという。その名残が古民家に残っている。それが「ワーフル」(豚小屋のこと。写真右)。ワーフルは住民の便所も兼ねていたそうで、豚はそのリサイクル役だったらしい。バイオマス循環だ。こういうお話は本当にためになる。でも、地元の人は恥ずかしいから話したがらないとのこと。古きよき最先端ライフスタイルとして誇るべきものだと思うのだが・・気持ちはわからなくもない。
投稿日時:2009年07月05日 08:05
琉球ガラス村・いとまん窯は、シーサー等の焼き物やガラス工芸を体験できる沖縄観光の人気スポットのひとつらしい。
以前から何となく感じていたことなのだが、沖縄の文化というのはとても歴史的深みを観じさせながらも、その内容をつぶさにみるとどこかモダンな感じがする。例えば、郷土料理のゴーヤチャンプルではスパム(塩漬けポーク缶/ランチョンミート)を使う。米軍占領下で普及したこの食材を見事に「文化」というレベルにまで溶け込ませている。アロハシャツを沖縄シャツとして普及させ、「かりゆし(ウェア)」として定着させてきたことにも共通する。耳学問では知っていた「チャンプルー文化」の意味を実感した。沖縄のガラス工芸は明治時代に始まったらしいが、今のスタイルになったのは戦後のことだという。米兵が捨ててしまうコーラやビールの空き瓶を再利用することから始まったそうだ。琉球ガラス村にも廃瓶素材でつくった作品が展示されていた。文字通りチャンプルー文化だ。チャンプルー文化を培う土壌は沖縄人の寛容さだろう。この寛容さは他地域に対しても発揮される。沖縄ガラス工芸はいまやベトナムにも広まりつつある。ノウハウの海外移転である。琉球ガラス村ではベトナムで制作された作品もたくさん販売されていた。ところで、ガラス工芸品は色によって価格が違うという。赤色を出すのはとても難しいらしく価格が高い。こういう話を伺うと、職人さんが汗を流しながら作業している姿が目に浮かんでくる。
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