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投稿日時:2009年03月13日 22:16
平成21年2月24日付の報道発表によると、慶應義塾大学とNTTレゾナント株式会社による共同調査として実施された「企業のCSR活動と消費者の購買意欲に関するアンケート」の調査結果が公表されている。CSR、特に「アウターCSR」(弊社の造語:外側に出て行く社会的責任=社会貢献)は企業にとっての経営的価値向上につながるのか、という疑問をもつ人々にとっては興味深い調査結果となっている。7割の消費者がCRM商品の購入意向を持っており、1割以内の割り増しならば購入したいとしている結果は注目に値する。そして予想どおり、CRM商品の購入を躊躇する消費者の懸念のひとつは、本当に社会貢献に活用されているのか?という疑問であった。企業にとって消費者は重要なステイクホルダーである。ステイクホルダーの納得を得られないようなCSRは長続きしない。考えてもみてほしい。一所懸命に汗を流して働いている営業マンや工場ラインの労働者にしてみれば、正直なところ、行ったこともない国の、会ったこともない人々と経営者の自己満足のために利益を差し出しているなんてとんでもないことなのだ。そんな余裕があるなら100円でも、1,000円でも賃金・賞与を上げてほしいと思うのが人情ってもんだ。でも、彼らだって、社会貢献現場の様子や声を目にし、耳にする機会がたくさんあれば、「うちの会社が儲かることが社会のためになるんなら、もうひと頑張りしよう」という気持ちにだってなれる。適正な労務管理や福利厚生、法令遵守といったインナーCSRとは違ってアウターCSRは直接の受益者がステイクホルダーではないだけに、そういったマメな配慮がなされなくてはならない。年に1回のCSRレポートを発行すればいいなんて考えていたら大間違い。毎月は当たり前、毎週、いや2~3日に一度くらいの現場レポートを社員、株主、消費者をはじめとするステイクホルダーに届けるのがよい。インターネット、ブログといった便利な道具もあるのだ。企業がもつ経営基盤としてのITインフラを、アウターCSRにも活用してほしい。
投稿日時:2009年03月13日 09:09
東野圭吾を読み続けている。約1週間前に読了したのが「天空の蜂」。原発上空に自衛隊用の巨大ヘリコプターがホバリングし続け、すべての国内原発を停止しなければヘリを墜落させるという脅迫による「テロ」の物語。文語本のオビによれば、東野自身が良作と自己評価しているらしい。またもや、これまでに読んだことのないテイストの小説だった。これはミステリーというよりもクライシス・サスペンスだ。エンターテイメントとしておもしろかったが、「容疑者Xの献身」を除く「探偵ガリレオ」シリーズと同じように、感情移入をすることはできなかった。続いて読んでいるのが「美しき凶器」と「変身」。まだ読了していないので、感想は改めて。
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