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“コウセン”クラブ

投稿日時:2009年02月06日 09:44

中学卒業後の進学率は97%を超えている。そのほとんどがいわゆる「高等学校」(全日制・定時制)への進学だが、0.7%ほどが「高等専門学校」(いわゆる高専)に進学している。全国に64校(うち55校が国立。その他は公立・私立)ある高専については、NHKが主催している「ロボコン」で有名になったこともありその存在を知らない人はあまりいないかもしれないが、どんな学校か、ということはあまり知られていない。高等学校との最大の違いは「専門性」と「5年制」ということにある。6・3・3制として知られている我が国の初等・中等教育システムの例外的存在だ。学校教育基本法第115条で「高等専門学校は、深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的とする。」され、第117条に「高等専門学校の修業年限は、5年とする。」と定められている。高専卒業後は就職も進学もできる。進学は、高専の専攻科か大学への編入ということになる。進学者の約65%は大学への編入を果たしている。ものづくりの重要性が高まるなか、高等専門学校の存在意義はこれまでになく高まっているのではないかと思う。そのように考えているのは何も私だけ、いや日本だけではない。新興国、発展を模索している国々も同じように考えている。モンゴル国も同様だ。モンゴル国からの高専留学生は18年前にはじめてやってきた。以来、OBも含めてその累積数は約130人に及んでいる。モンゴル国の人口は約250万人だから、日本の人口に換算するとその数は約6,600人になる。たいへんな数である。技術力の装備はモンゴル国にとってきわめて重要な国家戦略のひとつだ。留学生たちもそのことを知っている。彼らは高専在学生、OBを構成メンバーとする“コウセン”クラブを組織している。ブヤン君という千葉大学に通う学生がその事務局を担当、奮闘している。「“コウセン”クラブは、高専のモンゴル人留学生・卒業生の塊で、互に助け合って、良い国を造るため、モンゴル・日本国の友好的交流のために活動します。」(“コウセン”クラブ趣意書より抜粋)。彼らは間違いなく近い将来のモンゴル国のエリートである。日本とモンゴルとの友好の架け橋としての役割を大いに期待したいし、そのため必要な支援を、ぼくなりのやり方で実践していきたいと思う。

 

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