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投稿日時:2008年08月21日 18:18
NPOは面白い。BtoCビジネスの隙間をうまく突いていることが多い。もっとも、普通には収益ビジネスになりにくいフィールドだからこそ企業でなくNPOなのだろうが、普通じゃないアプローチをすればビッグビジネスになる可能性をもつ活動も少なくない。NPO「昭和の記憶」の活動もそのひとつではないだろうか。理事・事務局長の瀧澤尚子さんの名刺には「高齢者の記憶を後世に!」と印字されている。「聴き書き」という方法で高齢者のお話を記録する活動だ。その記録が貴重な歴史資産となることは言うまでもないが、その効用は実に多様である。高齢者の気持ちが明るくなる、子どもたちの聴く力が養われる、世代を越えた交流が生まれる・・・。とても貴重で優しさのある活動だと思う。活動のひとつに“自分史づくり”といでもよぶべきサービスがある。高齢者のお話を数時間にわたってお聞きして、その録音をCDにしたり、書き起こし原稿にまとめたり、書籍にしたりといろいろなメニューを取りそろえている。気合いを入れて「よし書くぞ!」といった自分史ではなく、ゆっくりと思い出を振り返る時間を楽しみながら、それがひとつのカタチとなって残っていくのだからとても喜ばれるにちがいない。ぼくも含めてふだん親孝行することの少ない者にとっては、「たしかに、こういうプレゼントもアリだな」と財布のヒモをゆるませてくれるサービスだと思う。自費出版サービスというビジネスとは似て非なるこのサービス。マーケティング次第ではとんでもなくヒットしそうなサービスだ。詳しいことはNPO「昭和の記憶」のHPでご覧いただきたい。
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