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投稿日時:2008年09月17日 09:47
「CRM」はカスタマー・リレーションシップ・マネジメントの略語としてよく知られているが、もうひとつ「コーズ・リレイテッド・マーケティング」の略称でもある。社会には古今東西、時代を問わず常にニーズ(社会的不足)が充満している。ビジネスというのはそれらを埋め合わせる営みだと言ってもいい。BtoCビジネスで言えばニーズを抱えている当事者は消費者・生活者ということになるが、消費者というのは往々にしてニーズを自覚していないかうまく表現することができない。消費者・生活者としての自覚を持ちながらニーズを客観的に深く洞察している存在がある。それがNPO・NGOである。NPO・NGOはニーズ観察の超・専門家であると言えるだろう。商品開発にあたって、そのニーズ観察の超・専門家に相談しない手はない。かつては企業 VS NPO 的社会構図もあったが、今はそんなことはない。企業はより積極的にNPO・NGOとパートナーシップを組むのが得策だ。自社の商品と関わりがあるなしに関わらず、常に新しいビジネスチャンスを模索しようと思えば、まったく畑違いのNPO・NGOと定期的にニーズウォッチングをテーマとしたマーケティング会議でもやるのがいい。少なくともぼくはそういう仕掛けを自分のビジネスにしたいと思っている。
投稿日時:2008年09月17日 01:26
NPOが社会的有用性の高いコンテンツを持ちながら景気の如何にかかわらず常に苦しい経理状況にあるのはなぜか。それはマネジメントが行われていないからだ。小規模なNPOの場合は人事や組織面での経営管理の必要性は営利企業に比べて小さいだろうが、規模によらず必須のマネジメントはマーケティングである。どんな商品を、どんな価格で、どんな売り方で、どんなチャネルで売るか。営利企業であろうと非営利団体であろうと、何らかの商品あるいはサービスをそれを必要としている人々に供給することを業務としている以上、マーケティングは必須である。にもかかわらず、おそらくほとんどのNPOがマーケティングなど関係ないと思っているか、必要があると思っていてもそのノウハウがないかのいずれかに当てはまるだろう。理事数人がかねてからの友人である「特定非営利活動法人ドットジェイピー」(理事長:佐藤大吾氏)の全社会に昨日参加してきた。そこで佐藤理事長がこの法人が誇れることとして8つのことを挙げていたのが印象深かったのでご紹介したい。言葉使いは異なるがおおむね以下のようなポイントだったた。いずれをみても、要するにマネジメントシステムが確立できているということに尽きる。私も一人の企業経営者として見習いたいし、これからのNPOはこのようなマネジメントができなければいけないとの思いを強くした次第である。
①NPO法施行とほぼ同時期に誕生して10年間活動を継続してきた歴史、②10年間成長し続けている希有なNPOであるという事実、③企業と変わらないマネジメントシステム、④明文化したビジョンと目標管理、⑤公的資金に依存しない経済的独立性、⑥実質5億円規模の事業スケール、⑦情報公開・透明性(アカウンタビリティ)、⑧情報発信を常に意識し社会を刺激し続けるPR。
佐藤理事長とはまた近いうちにお会いする予定なので、「特定非営利活動法人ドットジェイピー」についてはまた次の機会に。
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