HOME > スタッフ・ブログ 「世遊綽々」 > » 2008 » 8 月 » 28

投稿日時:2008年08月28日 16:12
今から7年前のこと。ぼくも執筆者の一人として野村総合研究所から出版された本がある。「緑えんネット物語」(りょくえんネットと読む)である。今ではamazonでロープライス215円で売られていて少し悲しいのだが、インターネットが各家庭に普及しはじめた頃の状況を振り返るうえではとても貴重?な本だと思う。amazonでは「IT革命がコミュニティに“地域力”を蘇らせた! コミュニティにおける究極のIT活用策、それは“地域力”の発現である。慶応義塾大学と野村総合研究所が共同で推進したCCCI(サイバー社会基盤研究推進センター)の社会実験(コミュニティ・イントラネット)では、学校も、商店街も、福祉施設も一つにつながった。そして、大人と子どもが、お隣同士が話を始めた。“新地域人”の誕生を予見させる動きである。」とのキャプションが掲載されている。ロープライスで購入してみてはいかがですか?
投稿日時:2008年08月28日 12:01
先日もこのブログでご紹介したフォレストーリー・プロジェクトの主催者のひとつであるNGOバードライフアジアの鈴江恵子さんがお書きになった著書「ドイツ-グリーン・ツーリズム考―田園ビジネスを創出したダイナミズム」をご紹介したい。わが国でもグリーン・ツーリズムという言葉はよく知られているが、正直なところ国内の農村を見ていてもその言葉がピンとこなかった。この本を読むとそんな違和感がとてもすっきりとする。と同時に、わが国でも農業政策、農村政策をベースとした計画的取り組みを進めていけば、農村観光は十分に成立しうるという気がしてきた。観光政策からのアプローチだとどうしても中途半端な際物観光商品になってしまう。そこがぼくの違和感のもとだったと気づかされた。多少手垢にまみれてしまった感のある「グリーンツーリズム」について、改めて新鮮な気持ちで考えてみることが今とても重要な気がしてきた。学位論文をベースとした著書ということもあり、非常に客観性を重んじた内容構成となっている一方で、女性らしい生活者目線での筆致に好感がもてる。また、マーケティング分析も既存の理論に縛られることなくおおらかな視点で論じられており、とても読みやすい。ぼくは正味3時間で読めた。ぜひお薦めしたい一冊だ。弊社ホームページの「地域再生事業戦略&シティ・セールス戦略」のページからamazonにアクセスできるので、ぜひご覧いただきたい。
最近のコメント